使い続ける劣化ウラン弾
2005年 10月 30日
このグラフは米英軍発表とドラコビッチ博士のデータを劣化ウラン兵器禁止・市民ネットワークがまとめたものです。
国連が2001年に「戦争と武力紛争における環境搾取を防止する国際デー」を宣言し、2002年戦争前に、アナン事務総長が劣化ウランに検して言及しているにもかかわらず使われてしまったということは、残念です。
しかし、声を出し続けることは重要で、たとえば今回の戦争の後、劣化ウランで汚染された戦車の鉄くずなどがヨルダンの回収業者へ流れているといううわさがたち、実際、ヨルダン政府は、国境で入ってくる鉄くずの放射能測定を行ったようです。私自身2004年8月に戦車などの鉄くずを積んだトラックが国境を越えてヨルダンに入れず追い返されているところを目撃しています。ヨルダンの人たちにとって劣化ウランに汚染された鉄くずか入ってこなかったことは喜ばしいことですが、その鉄くずがどうなったかは誰も知りません。
by kuroyonmaki
| 2005-10-30 19:34