中東を拠点に国際協力の分野で活動する佐藤真紀のオフィシャル・ブログ コメントはkuroyonmaki@yahoo.co.jpまで


by kuroyonmaki
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あしたのチョコができるまで 8 ‐イラクの停電‐

ネタに使えそうな絵を探していたら偶然メモリースティックに入っていた絵がこれだ。
b0041661_2283118.jpg

電気が来て喜んでいる娘たち。
バグダッドは、未だに停電が続いている。人々は電気がほしいとデモに繰り出している。日本は、電気はいらない。原発止めろという。この差はなんだろう。
イラクは、石油がとれる国なのに未だに充分な電気がない。
それもそのはずだ。日本は、この石油エネルギーのために、アメリカという勝ち馬に乗ろうとしたのだ。よく、イラク戦争を支持したのは小泉首相のキャラクターではないかという人がいるが、それは違う。日本の中東政策は、石油だ。1998年の米英によるイラクの空爆時も、日本は安保理687号を根拠に、攻撃を支持している。
だから小泉であろうが、だれであろうが、アメリカが戦争するといえば、支持するしかない。
ただ、鳩山さんだったら違ったかもしれないが、そのあと辞任に追い込まれるのだろう。
日本がイラク戦争を支持した結果どうだったかというと、予想に反して、なかなか石油ビジネスを抑えることができていなかった。油田の採掘権を抑えれば、イラクが輸出する石油を優先的に確保するだけでなく、輸出額の10%が日本の会社に入ってくるから、戦争を支持する価値があるというもの。皮肉なことに、震災後、原発が止まって、イラクは、優先的に日本に石油を売ることを申し出たそうだ。
自民党の先生方は、「ほら、だから、戦争を支持してよかったでしょう」というのだろうか?
それは、ともかく約5%がイラクからの石油らしい。そして、200万バーレルの産油量を3倍に増やすため日本の企業が進出しているという話もある。しかし、バグダッドに行ってみればわかる。いかに、イラクの人々の暮らしが戦争で破壊され復興していないかということ。無責任に再稼働反対といっても戦争で資源を奪ってたんじゃもっとたちが悪い。イラク人の120万人以上がころされたのだから。
日本に必要なものは、世界と共存することだろう。そのことをこの一枚の絵が教えてくれる。
アヤちゃんの絵を使わなくちゃいけないという思いが昂った。
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by kuroyonmaki | 2013-01-24 22:39 | あしたのチョコ