中東を拠点に国際協力の分野で活動する佐藤真紀のオフィシャル・ブログ コメントはkuroyonmaki@yahoo.co.jpまで


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ファルージャのがん患者

4歳の少年ゼイド君。
白血病で、ヨルダンのキングフセインがんセンターで骨髄移植を受けています。昨年キングフセインがんセンターから支援要請があったものの震災の影響でイラク支援のお金が集まらず。しかし、チョコ募金の成功で、従来通りのお金が集まり、結果的には3月末に110万円ほどの寄付ができました。ゼイド君は予後もいいようで順調に治療が進んでいます。ラマダン休暇中は、故郷イラクのファルージャに戻っていました。そこでさっそく、バグダッドのアブサイードが家庭訪問に行ってきました。

キングフセインがん基金の事務局長を務めるディナ王女からのメッセージ:

今日はファルージャのゼイド君を訪問しました。家族はとても喜んでくれました。彼らは、ハイ・ナザルという地域に住んでいますが、2004年の米軍のファルージャ総攻撃の際は、激戦地になっていました。彼らは、なんと15日間も家の中にこもっていました。アメリカ軍の攻撃を受け、家にも火が付きましたが、外に出ることもできず、自分たちで消すしかなかったのです。戦争が終わると、破壊された家の修復を行わなければなりませんでした。

ファルージャでは戦争の影響で、出産異常や、がんの子どもたちが増えてるようです。
IMG_2707
ファルージャの街
いまだに弾痕が残っている。
JIM-NETの支援を受けているゼイド君、左はアブ・サイードDSC04041

DSC04045
ゼイド君の家も激しく攻撃された跡が残る。
さて、せっかくここまで元気になったゼイド君。気を抜くと感染症などに襲われるので、もうひと踏ん張りです。
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by kuroyonmaki | 2012-08-24 00:23 | イラク情報