中東を拠点に国際協力の分野で活動する佐藤真紀のオフィシャル・ブログ コメントはkuroyonmaki@yahoo.co.jpまで


by kuroyonmaki
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ヨルダンで福島の写真を展示中です!

ヨルダンで企画展示「大津波の後で」がはじまりました。

 4月17日、ヨルダンの首都アンマンにある画廊、ダールアンダにて日本人の企画した展覧会が始まった。
企画したのは画家の川口ゆう子と佐藤真紀(JIM-NET副代表)
川口が佐藤に「ヨルダンの人たちに日本の現状を知ってもらいたい」と相談した。
今年行なわれた脱原発世界会議で福島の写真を展示したところ、海外でも展示したいとい声があがった。既に、ドイツや、イタリアでの展示が実現している。しかし、不安もあった。脱原発、反原発の政治的な展示になってしまわないか?
今回は、アーティストとしての川口がヨルダンでどう見られるかということもあった。彼女はヨルダンで過去2回個展を開催し、作品は、国立美術館や高級ホテルが所有している。
ヨルダンは、これから原発を作ろうとしている国であり、しかも日本の三菱が積極的に入札に参加している状態だ。
「僕たちが、原発に賛成とか反対とかをあえて言う必要はない。311後の人々がどうやって生きていこうとしているのかをそのまま出せばいいと思う。ヨルダンは福島に医者を送ってくれた。イラクの人々が日本を励ましたりしてくれている、そういう絆を再確認するような展示がいい」
そして、イラク支援にかかわり、イラク人アーティトを日本に紹介してきた相澤恭行にも声をかけた。彼の父、一夫は、気仙沼に暮らす画家だ。津波が家のすぐ下まで押し寄せた。今回、スケッチを何枚か提供してもらうことになった。
 
展示は、相澤一夫の津波のスケッチと相澤恭行が写した写真。
そして、佐藤真紀が福島原発の事故後に福島で暮らす人たちの写真。放射能により日常がうばわれてしまった。
そして、川口は、日本が戸惑いながら、何とか希望を見出そうとしている複雑な感情を沖縄の月桃紙に墨で丁寧にアートにしていった。

初日、50人以上が駆けつける。画廊という場所もあり、多くは芸術を愛する人たちだった。「繊細な作品ですね。私たちアラブにはない繊細さだと思います。日本でおきたことは、悲しいですが、改めて日本人のすごさを感じます」医師
アンマンの美大生は、
「福島のこども達の笑顔から感じ取れるメッセージは、今というよりもこれから良くなっていくんだという強い希望ではないでしょうか。」と感想をのべた。
ヨルダンに滞在している邦人も駆けつけ、日本の歌を披露。ヨルダン人の心をとらえた。
会期は30日まで ギャラリー Dar Alanda 10:00-20:00(14:00-16:00昼休み)金曜は休み お問い合わせ +962-79-9458037(佐藤)
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川口さんと
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by kuroyonmaki | 2012-04-18 13:38 | アンマン滞在日記