中東を拠点に国際協力の分野で活動する佐藤真紀のオフィシャル・ブログ コメントはkuroyonmaki@yahoo.co.jpまで


by kuroyonmaki
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鎌田實+佐藤真紀「希望」命のメッセージ

鎌田實出版記念講演会に行ってきました。
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ピースボートの合田しげさんも来てくれた。
この印税は、すべて、東北支援に使われて、さらに売れれば、イラクにも。
本当は、イラクの本を作るはずだった。それが津波でながされた。

それでも、やっぱり、イラクの本は必要だ。
東京書籍はえらい。

でも、やっぱり作ってみると震災の本になった。
僕も、今から考えたら、津波のことばかりを考えていた。
改めて思う。日本はイラクにとって、なんら責任を果たしていないということ。
これは、日本の無責任を象徴している。
震災が起きた。特に原発の対応は、全く同じ構造が見えてくる。
このまま、日本ががんばろうといって、気がついたらとんでもない国になりそうな気配もある。
国益という名で利権をむさぼる人たちにとっては都合のいい国だ。
弱いものには、やさしくない。
復興は利権だ。日本の中では、そういうことを面と向かって言いにくいだろう。しかし、イラクでは、日本は最初から利権を得ることが国際協力だと言っている。
それで、戦争まで支持してしまうのだから、その罪悪はいかがなものか。

この本をよんだ人たちが、イラク戦争何だったのって思ってくれたら嬉しいが、ちょっと、津波の被害が大きすぎて、イラクの部分が、うまく主張できなかったかもしれない。
呼んだ皆さんの感想を聞かせて欲しいな。

それにしても、鎌田先生は、怪物だとおもった。
よく、プロレスの解説で、「皆さんは、決して真似しないでください」というのがあるが、それが必要。
ピースボートは、国内の災害にもこれから力を入れていくとのことで、社団法人を立ち上げたそうだ。
やはり、一週間を目途にローテーションをやってきたから、石巻でいい活動ができて、さらに組織を立ち上げ今後もいい活動が出来る。
被災地に一週間も張り付くと、おかしくなってしまうという。ロジとかで被災者に接しない場合は2週間。
被災者との距離の作り方も重要で、深入りしないようにする。それは時には冷たくとられるかもしれないが、淡々と泥かきをやって、その結果、石巻は本当にきれいになった。
で、鎌田先生、被災者にずぶずぶ入り込んでいく。
温かくて、やさしい。
しかし、他の人がこれを真似すると、こわれてしまう。
プロレスラーのような人だ。
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by kuroyonmaki | 2011-09-17 08:06 | 日本でのイベント