中東を拠点に国際協力の分野で活動する佐藤真紀のオフィシャル・ブログ コメントはkuroyonmaki@yahoo.co.jpまで


by kuroyonmaki
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安田純平「戦場出稼ぎ労働者」

昨日、「広島とイラク」を結びつけるイベントを下北沢で行いました。
丁度、ジャーナリストの安田純平さんが近くのイベントで下北沢にきているというので、すこし、こちらにも顔を出してもらいました。安田さんは、2004年にイラクで人質になり、そのご悶々とした日々を送っていましたが、2007年、クウェートからイラクに入り、外国人労働者として働き、イラク戦争のもうひとつの局面、貧者の戦争利用をルポ。ついに集英社から新書として出ました。これから読んでみますが、きっとすごい本だと期待しています。

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 さて、先日お知らせした、検証缶バッチが、一日早く出来上がりました。
200円で、イラク関連のイベントで販売します。
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さて、この日のイベントは被爆者の山田玲子さんを囲んで、広島からイラクを考えるというもの。
被爆ということで、原爆と劣化ウランという共通点はわかりやすいのですが、今回は、イラク戦争7年目を迎える3月18日ということもあり、戦争をする人間とはなんだろうというのを考えてみたかったのです。
たとえば、僕が目の前で、広島の原爆に接したらどう考えるだろうか。
僕が戦争に反対する理由は、とても簡単だ。
反戦イズムではない。現地の人たちは、爆弾が落とされ、殺されることが嫌だ。そのことを代弁しているに過ぎないし、日本が無責任に、他国の戦争を支持など出来るわけがない。
ただ、知識人には、そういうのは通用しないのかもしれない。
 イラク戦争の悲惨さは、広島に匹敵するものがある。しかし、それが伝わらない。なぜだろう。
ファルージャのフォト・ルポルタージュは、一体誰が行ったのだろう。無関心?
『愛の反対は憎しみではなく無関心です』 マザー・テレサのことば。
ベトナム戦争のころ、長新太や谷川俊太郎の作品のなかにも、反戦があった。
やっぱり、無関心。僕は一体、彼らの無関心にどう訴えればいいのか。いつも、落ち込んでしまうのだ。

 山田さんは、11歳のときに広島で被爆。そのときの体験を淡々と語ってくださった。
「復讐しない、憎むのは、核兵器だけ」その思いは実現されなければいけない。
朝日の伊藤千尋さんも応援に駆けつけてくれた。
コスタリカでは、アメリカのイラク戦争を支持したことは違憲じゃないか?それを問いかけたのは、大学4年生の青年だ。
日本は、「9条の会」がたくさんあって、平和憲法を守ろうとしている。でもイラクの戦争は無関心。
だからこそ、イラクの検証は、しっかりとやらなければいけない。
日本人の無関心の検証かもしれませんね。

あすは、イラク戦争開戦7年目。
ワールドピースナウ
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by kuroyonmaki | 2010-03-19 23:26