中東を拠点に国際協力の分野で活動する佐藤真紀のオフィシャル・ブログ コメントはkuroyonmaki@yahoo.co.jpまで


by kuroyonmaki
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キャンプ4日目

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いよいよ、最終日。
昨晩は深夜まで、アブサイードと会計のチェックなどをしておりました。
アブサイードも疲れたのか、いびきをかいて寝てしまいました。
私は、なんとなく、いびきの音や、雨の音、犬の遠吠えを聞いたりして、熟睡できず。
あさになっても、なかなかアブサイードがおきません。少しかわいそうですが、無理やり起こしました。
 どうしても、もう一度会いたい家族が居ました。
パレスチナ人の夫と、クルド人の妻。しかし、クルド人の妻は、最初の子どもを出産したときから、気が違ってしまったとのこと。うまく歩けずしょっちゅう転んで怪我をしています。
しゃべることも出来ません。
2人目の子どもを持つべきでないとのアドバイスでしたが、女のこがキャンプで生まれました。
最初にあったころは赤ちゃんだったのに、歩いています。女の子なのにいつも、坊主にしています。
お父さんも、大変だなあと思うのですが、子ども達は、たくましく生きています。
お母さんはいつも何かを訴えていますが、僕にはすっかりわかりません。もちろん、アブサイードにもわかりません。
チョコレートを上げたら子ども達は大喜びでした。
この子ども達には、未来はあるのだろうか?そう思うと、一体、僕たちは、何をしてきたんだろうとなんだか情けなくなってくるのです。
10時、UNHCRの車が出るので、私は、お世話になったイスラミックリリーフの代表に挨拶をしました。
「ここにきてくれてありがとう」
「いや、こちらこそ、おいしいご飯をありがとう」
同じ釜の飯をくうというのはこういうことなのかもしれませんね。
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by kuroyonmaki | 2010-02-28 07:06