中東を拠点に国際協力の分野で活動する佐藤真紀のオフィシャル・ブログ コメントはkuroyonmaki@yahoo.co.jpまで


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イブラヒムの千夜一夜物語 第二夜

札幌発、愛のリレー
札幌→東京→ウィーン→バスラ!
昨年10月の終わり、セイブ・イラク・チルドレン・札幌から依頼され、約230万円分の抗がん剤などをオーストリア経由でバスラにとどけることになった。私は、ウィーンでSAARというNGOのスタッフ、エバ医師に会い、薬を手渡した。ウィーンからはエバが自分たちの半年後との出荷とあわせクウェートに。
12月8日の朝、オーストリアのNGO、エバ医師がクウェートの国境まで薬を持ってやってきました。イブラヒムもバスラのジナーン医師らに同行し、薬の受け取りに立ち会いました。

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しかし、許可証がないというのでその日は、引取りが出来ずに、くすりはそのまま国境に放置することになりました。翌朝、モハンマッド医師と一緒にイブラヒムが薬をとりに行きますがやはり許可は下りずに、一旦病院に戻りました。モハンマッド医師も、くたびれてしまい、夕方、イブラヒムとお兄さんが車を調達して薬を取りにいくことになりました。国境に着いたのは夕方の5時。数時間待たされてようやく薬を受け取ることが出来ました。道はすっかり暗くなっており、検問がたくさんありましたが、橋の前の検問で止められました。車が通ると橋が壊れるというのです。イブラヒムは、知り合いの軍関係者などに電話をして、何とか橋を渡らせてもらうように交渉しました。他の道は、銃撃に巻き込まれたり、襲撃されたりととても危険です。
1時間30分待たされ、病院に着いたのは、夜の10時でした。
翌日、病院にいって、薬の山を子ども達に見せました。
子ども達は大喜び。
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by kuroyonmaki | 2010-02-22 02:26