中東を拠点に国際協力の分野で活動する佐藤真紀のオフィシャル・ブログ コメントはkuroyonmaki@yahoo.co.jpまで


by kuroyonmaki
カレンダー
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31

アルビル会議

昨日の会議。
ようやくここまでこれたという感じ。
私自身、クルドのことが気になっていた。お世話になっているジャーナリストの玉本さんは、トルコの旅でクルドに出会ってから、取材を続けているが、わたしも同じ頃だろう、シリアで働いていたときに、職場のクルド人から、民族の悲しみをよく聞かされた。職場にはクルド人とパレスチナ人がいていつも二人から民族の悲しみを聞かされていた。職場のクルド人たちは、当時、ディアルバクルから送られてくるビデオニュースをアジトで見ていた。
アサド政権はクルドの運動には寛容的でもあった。
村上春樹が紀行文を書いていて、1995年、本をなぞる様にトルコのアナトリアを旅した。、そしてイラク国境を眺めた。
湾岸戦争から気になっていたクルドだった。
イラク戦争で、イラクが分裂する。
でも子ども達はイラクはひとつと叫んだ。
政治ではない。
殺しあうことへの嫌悪、

昨日のサルマ医師の「ひとつになれた 」という笑顔は、僕にとってもうれしかった。
今は、まだうまく表現できないけど、医療が出来ること。
民族を超えて、子ども達の命を守ること。

b0041661_13462666.jpg

昨年、きしくもトルコで、サルマ医師が訴えた。「アルビルのクルド人の医者たちが、困っている。何とか会議に呼んであげられないだろうか」
その言葉が、響いた。
「アルビルに行こう」
ここまでたどり着くのに紆余曲折があったが、僕はサルマの言葉を信じた。
上っ面じゃない響きがあったから。

さて、今日は会議の最終日。どんな結果になるのか。
[PR]
by kuroyonmaki | 2010-02-18 13:50