第9回ジムネット会議が開催。
2010年 02月 18日
今まで支援してきたバグダッド、モスル、バスラの4病院に、昨年から支援を開始したアルビルの病院からも医師が参加しての会議で、イラクからは、15名の医師らが参加し、
日本からは信州大学医学部など、4名の医師と2名の看護師を含む11名が参加。
今回は、よりアカデミックなカンファレンスにしようと、イラクの小児ガンでもっとも多いALLに関しての症例の検討が行われた。
JIM-NETの5年にわたる支援の成果は、治療における初期死亡を低下させたことだ。
特にこの3年間で、一ヶ月以内の死亡率が1/3まで下げることができた。
JIM-NETが新たにアルビルで開始した活動の中で、もっとも成果が見られているのが感染症対策。川添看護師を派遣しての活動は、バグダッドや、バスラからも来て欲しいとの声がかかった。ただし、現在の治安を考えると、いつになるかわからない。バグダッドからは、看護師をナナカリー病院で研修して欲しいとの要望もでた。
最後に、座長を務めたバクダッドのサルマ医師は、「かつて、バグダッドには、クルド地区からも多くの患者をいけいれていた。クルド地区にはガンの病院がなかったので、患者がかわいそうだった。イラク戦争以降の宗派対立や民族対立で、イラクはばらばらになってしまったが、本日始めて、すべてのイラクの医師が集い、ひとつのチームになれた」
と感動を語ってくれた。
日本からは信州大学医学部など、4名の医師と2名の看護師を含む11名が参加。
今回は、よりアカデミックなカンファレンスにしようと、イラクの小児ガンでもっとも多いALLに関しての症例の検討が行われた。
JIM-NETの5年にわたる支援の成果は、治療における初期死亡を低下させたことだ。
特にこの3年間で、一ヶ月以内の死亡率が1/3まで下げることができた。
JIM-NETが新たにアルビルで開始した活動の中で、もっとも成果が見られているのが感染症対策。川添看護師を派遣しての活動は、バグダッドや、バスラからも来て欲しいとの声がかかった。ただし、現在の治安を考えると、いつになるかわからない。バグダッドからは、看護師をナナカリー病院で研修して欲しいとの要望もでた。
最後に、座長を務めたバクダッドのサルマ医師は、「かつて、バグダッドには、クルド地区からも多くの患者をいけいれていた。クルド地区にはガンの病院がなかったので、患者がかわいそうだった。イラク戦争以降の宗派対立や民族対立で、イラクはばらばらになってしまったが、本日始めて、すべてのイラクの医師が集い、ひとつのチームになれた」
と感動を語ってくれた。
by kuroyonmaki
| 2010-02-18 07:04