中東を拠点に国際協力の分野で活動する佐藤真紀のオフィシャル・ブログ コメントはkuroyonmaki@yahoo.co.jpまで


by kuroyonmaki
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シンデレラ

いよいよ、ムハンマド君がイラクに帰国します。
西村さんは前の晩からいろいろ手伝って大変。
私は、8時ごろ、見送ろうと待機していましたが、運悪く日本から電話。
西村さんか「早くしないといっちゃうよ」との電話。あわてて飛び出すも、既に車が出発。
そこで、西村さんに昨日からの感動的なシーン再現してもらいました。

昨晩、11時ごろ、西村さんが呼ばれていってみると、お母さんがうれしそうに、靴を見せてくれました。なんと7.5センチのヒールです。「転んだらどうするの、運動靴で帰ったら」と西村さんが諭すと、「あなたは、こういう靴を履いたことがないの?」と逆に白い目でみられたとか。確かに、西村さんがこういう靴をはいておしゃれしているのを見たことはないですね。
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(写真提供:西村陽子)
西村さんに、与えられた課題は、怪我をした方の足が、腫れ上がって入らないのをどうするかということです。そこで、靴を足で踏んで、ゴムで縛り、古靴下をかぶせるという方法をとりました。
イラク人は、旅に出るときは、精一杯のおしゃれをします。なぜか不思議ですが。
アファークの打ち合わせをしようと思ったら6歳のお姉さん、シャヘッドがおきてきて騒ぎ出した。こんどは、2歳のミードが起きて大騒ぎ。
 結局鞄を詰め終わったのが5時。お母さんはダウンしてソファで寝てしまい、子どもたちは、日の出を見て、「太陽が出てきたよ」とこれから旅に出るので興奮しているもよう。7時になっても、お母さんはなかなかおきてこず。
なんやかんやいっても別れのシーンは、感動的で、やはり、涙がちょちょぎれます。
朝の8時に、車が迎えに来ることになっていたので、私も感動的なシーンを一目見ようと待機していましたが、そんなときに限って、日本からの電話です。あわてて、外に出ると、既に車が去っていきました。
西村さんに様子をうかがうと、
「センチになっているような余裕はなかったですね。お母さんは、最後日本語で「さよなら」といってましたけど。子ども達も泣いてませんでした。」
他のイラク人の家族も見送りに来ていましたが、残っている品物を誰がもらうかでもめていました。
「嵐のような4日間で子守り三昧でした。もうこれで十分と思うくらいお付き合いさせていただきました。イラクに帰って、アファークを広めて欲しいと思います。新しい家族とともに」
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ムハンマド君もチョコが大好き!
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台風のように去っていきました(写真は西村さん)
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by kuroyonmaki | 2010-02-12 18:53 | アンマン滞在日記