中東を拠点に国際協力の分野で活動する佐藤真紀のオフィシャル・ブログ コメントはkuroyonmaki@yahoo.co.jpまで


by kuroyonmaki
カレンダー
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30
院内学級支援としてナナカリの小児がんの子どもたちの遠足を行いました。
15人の比較敵体力のある子どもたちが参加。
(病院の入院患者は1人が参加)
野外なども企画していたが、感染症対策、コーディネーションのし易さ、
予算、参加のし易さ、医師の意見から、日本の百貨店の屋上遊園地のようなスマイルランドへの家族同伴の遠足を行った。限られた時間だったが、子どもたちが楽しんでいて、親御さんもそれを見て喜んでいた。
次回は、体力のない子どもたち向けの病院内でのワークショップを企画予定。
b0041661_857052.jpg
b0041661_8564361.jpg
b0041661_856273.jpg
b0041661_855171.jpg

[PR]
# by kuroyonmaki | 2013-11-22 08:58

アカベコとイマーン

チョコ募金の絵をかいてくれた一人がイマーンちゃん(8歳)です。

アカベコhalf998748_10151921411839076_170465265_n

アカベコの絵を描いてくれました。
出来上がったチョコのカードを持って、イマーンちゃんに見てもらいに行きました。


1385101_10151921450829076_1144957331_n

事務局長特製アカベコ。日本代表ゴールキーパー川島さんのユニフォームを着せています。
(なぜサッカー日本代表ユニフォームを着ているかは、コチラ⇒http://blog.livedoor.jp/jim_net/archives/52345263.html)


イラクのがんの子どもたちにお土産として持っていくのに
どうせなら福島産のものがいいと思い付いたのがアカベコ。

会津の伝統玩具は、昔、お寺を作るのに大量の材木を運搬せねばならず、
人々が材木を運ぶのに難儀しているとどこからか牛の群れが現れ、
材木の運搬を手伝ってくれました。重労働で多くの牛が倒れる中で
最後まで働いたのが赤色の牛だったといわれ、子どもが生まれると
無病息災のお守りの意味もこめて赤べこをプレゼントすることになったそうです。

イラクでがんと闘っている子どもたちに元気になってほしいという願いを込めて
子どもたちに配っています。アカベコはかわいいのと、首が動くので、子どもたちも大喜びです。

1381817_10151921251254076_214439805_n

イマーンちゃんは、2009年1月に急性リンパ性白血病で入院。
1年半の化学療法がうまく行ったかと思われましたが、
2010年に頭痛と痙攣が続き、再発を確認。
放射線治療をうけ、良くなったのですが2012年12月に頭痛と視力低下を訴え、
骨髄を調べたら再発していることがわかりました。

輸血が原因と思われるB型肝炎も発症しているとのこと。
彼女が救われる可能性は骨髄移植しかないそうです。

残念ながらイラクでは骨髄移植を受けることが出来ず、
海外で受ける場合は1000万円以上かかってしまいます。

だからと言って骨髄移植したからといって助かる可能性も、何ともいえず、
一緒に訪れた理事の井下医師の話では、骨髄移植したために命を落とすこともあるとのこと。
がんの子どもや、家族は特別に保護されて、治療に専念できるようにしてあげたいです。


------------------------------------
お知らせ
【11/30】鎌田實代表 命の講演& チョコ募金2014お披露目会

今年もチョコ募金スタートの、オープニングイベントを行います!
皆さんのご来場をお待ちしております!
http://blog.livedoor.jp/jim_net/archives/52363304.html

チョコ募金の受付は12/2~です。
今年もご協力をよろしくお願い致します。
[PR]
# by kuroyonmaki | 2013-10-27 10:06 | あしたのチョコ
12月2日から始まる、JIM-NETの募金キャンペーン「チョコ募金」。寒い冬を乗り越えるために。

一口500円の募金をしてくださった方へ、チョコレートを一缶プレゼント。
チョコレートは北海道の六花亭さんが原価で協力してくださっています。


今年のテーマは『絆ぐるぐる』です。
カードにはぐるぐると渦巻きが描かれています。
IMG_1261

カードの渦巻きのように絆をぐるぐる世界に回し、
かけがえのない「いのち」を守りたい。
どうか皆様もチョコ募金でこの絆の環にご参加ください。

シリア難民支援を始めた頃、東北支援で知り合った石巻・福島の方たちが
「私たちもたくさんの人たちに助けてもらったので、そのお返しをしたい。」と
シリア難民への衣服の提供を申し出てくださいました。
支援物資の一部が、現在は残っている状況にあり、緊急支援から復興段階へと
移行する過程で、残った支援物資をどうするかというのは、緊急支援の現場での
課題です。 東北に寄せられた支援物資を、次に必要としている地域へ届け、
支援をぐるぐると地球上でまわすことで世界中の人々と助け合えれば、という
想いから「絆ぐるぐる」という言葉が生まれました。


基本コンセプトの「命」をもう一度考える。
缶にはアラビア語で いのち と描かれています。
IMG_1259


チョコ募金のコンセプトは「命をつなぐチョコレート」です。
日本人の善意で、イラクの子たちの命を救おうというものでしたが、
震災後は、逆にイラクの子どもたちから日本への応援メッセージを前面に使い、
昨年は原発事故の経験を生かした「あした」をどう作っていくのか、
もっと○○でもっとみんながスマイルできるようなことは?と、問いかけました。

そして今年は、チョコ募金の基本コンセプトに立ち戻り、「命」をテーマにしました。
・赤ちゃんの命・ 家族の命・友達の命・治療によって助かる命
命と向き合いながら平和・戦争・エネルギー問題などを考え、
より良い社会を作っていきたいと思います。


------------------------------------
お知らせ
【11/30】鎌田實代表 命の講演& チョコ募金2014お披露目会

今年もチョコ募金スタートの、オープニングイベントを行います!
皆さんのご来場をお待ちしております!
http://blog.livedoor.jp/jim_net/archives/52363304.html

チョコ募金の受付は12/2~です。
今年もご協力をよろしくお願い致します。
[PR]
# by kuroyonmaki | 2013-10-27 09:58 | あしたのチョコ

冬支度

今年度の7月からアルビルでも患者の経済支援を開始しました。
クルド地区の遠方から来ている患者や、中央イラクから治療に来ている患者や、シリアから治療に来る子どもたちもいます。
一か月の予算は、約1000ドルで、10人程度の患者という内訳になります。
お金の支援は、不公平感が出ないように特別な配慮が必要です。同時に、小児がんの子どもと家族には特別な配慮をしてあげないと、生き死に繋がります。
経済支援といっても、病院にない薬をかったり交通費の補助になります。3か月たったので、支援の評価をすることになりました。
今年のチョコのパッケージに使われたアカベコをかいてくれたイマーンちゃん8歳は、ソーランというところに住んでいます。金曜日、土曜日と週末のために、イマーンちゃんは、自宅に帰って、また月曜日に病院に来ることになりました。
アルビルから直線距離で70kmほどですが曲がりくねった山道を行くために、3時間くらいかかります。
一家は、もともとモスルに住んでいたので、アラビア語が堪能です。2004年に、モスルの治安が悪化したために、避難してきて、お父さんはクルド自治政府軍で、電気関係のメンテをしています。
DSC00904

ソーランに到着するとイマーンちゃんが出迎えてくれます。お父さんの車で先導してくれます。
DSC00912

家の前はこんな感じで、険しい山が。
DSC00911

イマーンちゃんが助かる方法は、骨髄移植しかありません。
お父さんは、「家も、車も売る。足らない部分を支援してほしい」と言います。
P1190118

ローカルスタッフのシーランは、「なんで、JIM-NETは、支援しないんだ」
というので、「骨髄移植は、イラクでは出来なくて、海外だと1000万円くらいはかかってしまう。骨髄移植したら必ず助かるかというとそれは難しい。」一人が、たくさんの負担をしょい込むのではなくて、皆で負担や責任を分担することが必要です。ヨルダンのキングフセインがんセンターでは、王室が中心になってイラクの子どもたちの為にもお金集めもしています。JIM-NETも日本を代表して毎年100万円づつの寄付をしており、もし、ヨルダンが受け入れてくれるなら、可能性もあります。そんな相談をしているとランチタイムになりました。
P1190049

イマーンの家族がごはんをごちそうしてくれます。
イマーンは、「今日は、ドルマとかクッバをお母ちゃんがみんなのために作ってくれているよ」とメニューを紹介してくれます。本当に、おいしいイラクの家庭料理。
DSC00913

イマーンちゃんは食後の投薬。
がんとの闘いは厳しい冬を迎えます。

10月25日 ソーランにて 佐藤
[PR]
# by kuroyonmaki | 2013-10-27 00:01 | アルビル日記
絆ぐるぐる難民支援
 石巻から届けられた洋服をシリア難民に届けるとともに、出会った難民が必要としているものがあれば、できるだけ対応したい。特に、イラクとヨルダンは、福島や石巻の支援に協力していただいた。その2つの国が今、シリア難民を抱え深刻な状況にないつつあるのだ。

北イラクのアルビルは、バグダッドやバスラの治安の悪化とは関係なく、そのせいで、投資がすすみ経済が発展してきた。バグダッドを離れて、家を買うアラブ人も増えている。10年前とは信じられない発展の仕方だ。
シリア難民たちも、ドホークの難民キャンプにいるよりは、アルビルで仕事を探す人が増えている。私は、先日榎本職員とモールのカフェでお茶を飲みながら、仕事の打ち合わせをしていた。
コーヒー一杯は5000IDで400円位するので、日本以上に高い。特に円安は、ドルで稼いでいるわけではない我々にはひびくが、ここでビジネスをしている裕福なクルド人や外国人たちにとっては、なんともなく、700ドルはするI-phne を持っている地元の人たちもたくさんいる。
IMG_5965

タクシーでホテルに帰る途中、道端に座っているシリア難民らしき人たちが見えた。ちょっと気になったので、夕方もう一度来てみた。
P1130047

そこには、8家族が廃墟やテントでくらしており、全員がアレッポから逃げてきたという。長い人で一か月前だという。
戦闘に巻き込まれて、手足に被弾した男たちもいた。10日前に、アルビルにきたという家族はほとんど何も家財道具がなく、通りがかりの親切なクルド人が、肉を差し入れてくれたが、冷蔵庫もコンロもないからどうしたものかと嘆いている。
IMG_5864

生後3か月の赤ちゃんは、アレッポの産婆さんが取り上げてくれた。その後父親は銃撃戦に巻き込まれて命を失った。しかし、銃撃は激しく死体を確認することは出来ずに、アルビルまで逃げてきたのだという。
他にも、何人かおむつのとれない子どもがいたので、向かい側のモールで粉ミルクとおむつを購入して持って行ってあげた。
047

本当に着の身着のまま逃げてきた人たちで、食料もなく、ちょっとした支援が必要。この日は、幼い子供がいる4家族におむつと粉ミルクを配ったが、食糧も不足しているとのことなので、翌日もう一度行くことになった。
 
さとうまき
[PR]
# by kuroyonmaki | 2013-05-24 01:59 | 難民