中東を拠点に国際協力の分野で活動する佐藤真紀のオフィシャル・ブログ コメントはkuroyonmaki@yahoo.co.jpまで


by kuroyonmaki
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ハッサンはパイロット

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ピースボートの集めた募金は、ハッサン君の治療費に。
彼の様子を見に行ってきました。
彼はニューロブラストーマです。思ったより元気そう。
「僕は将来パイロットになって飛行機を操縦するんだ」
「何で?」
「何でって。上からみた、景色がすばらしいからさ。」
「イラク航空?」
「うーん、エミレーツとかの方がいいなあ」
「何で?」
「なんでって、しょぼいじゃん」

ヨルダンの映画で、キャプテン・アブラーエドというのがある。
http://www.screendaily.com/captain-abu-raed/4036336.article
下町の貧しい子どもたち。近所におっさんが住んでいて、アラブ人ににあわず本を読むのが大好き。飛行場で掃除夫をしている。近所の子どもたちが彼のことをパイロットと思い込んで、おっさんも調子にのって、いろんな国に飛んだことをうそをしゃべる。その語りが面白く子ども達は集まってくるが、ちょっとひねくれた悪がきが、うそを見破りる。その悪がきは、家では父ちゃんに暴力を振るわれ、おっさんのところに逃げてくる。
おっさんは、正義感あふれ、父ちゃんをやっつける。
、、、なんかプロットがうまくかけないけど、すごくいい映画なんです。
パイロットにあこがれるこどもたち。
そんなの簡単になれないよっと大人は言ってしまいそうだけど、子どもの夢は大切にしてあげたい。夢を持てるということがすごいんだ。頑張れハッサン!
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by kuroyonmaki | 2010-09-27 20:16
私も水先案内人として乗船したピースボート69回クルーズ。地球大学の生徒たちが募金をして1088ドル+5000円を集めてくれました。
この1088ドルは、ハッサン君の治療費に充てられることになりました。
5000円は、患者さんにお菓子でも買います。ちょっとこっちでは両替がめんどくさいようです。
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キングフセインカンサーファンデーションでお金をわたす。9月26日

5月、ピースボートがヨルダンにやってきました。JIM-NETの事務所を開放して、イラクから治療に来ているガンの子ども達と交流してもらいました。DSC00529

日本に帰ってきたピースボートに乗った人たち。いまでも、あの子ども達は元気かなと気にかけてくれています。
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そのときは、キングフセインがんセンターも訪問しました。
日本人が盛り上がっているという話を聞いて、ドバイの金持ちのアラブ人が2000ドル送金してくれました。
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サンクスレター

ディナ女王から感謝状を今回いただきました。
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by kuroyonmaki | 2010-09-27 01:39

セルジオ・デメロ

今日は、UNHCRイラク事務所で打ち合わせ。
会議室の名前がデメロ・カンファレンススーム
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デメロとは、2003年8月19日のイラク、カナル・ホテル爆撃事件で命を落とした国連特使セルジオ・ヴィエイラ・デ・メロさん。
UNHCRで長く働いていたこともあり、彼に敬意を評して、プレートが飾ってあります。

実は難民映画祭が間もなく日本始まりますが、その中に「セルジオ」という作品があり、デメロさんのドキュメンタリーです。
こないだ、NHK,BSでやっていたので、見ましたが、壮絶な最後。爆破テロで生き埋めになってしまい、アメリカ兵が何とか彼を助けようとするが、瓦礫をどかす道具もなく、命尽きてしまう。
僕はデメロさんにはお会いしたことはなかったのですが、やはりそのとき、国連本部にいたユニセフのクリスが、死亡。彼には戦争前と戦後に何度か会っていました。なんだか複雑な気持ちでこのドキュメンタリーを見ていました。
デメロさんの横で、瓦礫に埋もれたイギリス人は、さびたのこぎりで、両足を米兵に切断してもらい、九死に一生を得ました。
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会議室にはデメロさんの写真が飾ってあります。
あれから、7年が経ちました。それでもまだ,僕はイラクにかかわり続けなければいけないのは、とても皮肉。
UNの本部は、インターネットセンターとして、NGOに解放していたし、いくつかのMtも開かれていたので、僕もよく通ったので、明日は、わが身という緊張感が絶えずありましたが、あれからもうそんなに月日が流れていたのですね。

是非、見て欲しい、セルジオのこと、そしてイラクのことを考えてもらえればと思います。
http://unhcr.refugeefilm.org/2010/title/2010/08/000141.php
2010年10月2日(土)15:30 セルバンデス文化センター
2010年10月7日(木)16:30 セルバンデス文化センター

日本初上映
2009年サンダンス映画祭ドキュメンタリー最優秀編集賞受賞
アメリカ/2009年/90分/ドキュメンタリー
監督:グレッグ・バーカー
音声:英語、フランス語、ポルトガル語
字幕:日本語、英語


© 2010 Chasing The Flame, LLC
2003年8月19日のイラク、カナル・ホテル爆撃事件で命を落とした国連特使セルジオ・ヴィエイラ・デ・メロの伝記映画。34年に及ぶ国連での活躍とそのカリスマ性や勇敢さ、そして彼の目指した人道主義について、親族や同僚の数々の証言から描く。
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by kuroyonmaki | 2010-09-26 18:03

ドクターを捕まえる

ヨルダンにいたガンの患者の手術を支援した。こちらの病院は、すべて前払い。手術を担当するドクターにお金を支払ったのだが、手術が完全に終わるまで、領収書がもらえない。今年はじめに手術は終わっているはずなのに、ドクターと連絡が取れない。なんど電話しても出ないのだ。さては、お金を持ってドロンしたのかと心配になる。僕たちもヨルダンに常駐しているわけではないので、来たときに電話をするのだが、ぜんぜん通じないのである。病院に押しかけることに。
そのドクター、最近開業したとのことで、クリニックで働いているという。でそのクリニックを探し出した。
とうとうドクターをつかまえたのだ。西村さんと一緒だったが、西村さんが驚いている。ドクターの髪の毛がないというのだ。
しばらく見ないうちにはげたのだろうか?
なんと、そのドクター、話を聞くとリンパ腫で治療中だそう。
どうりで電話には出ないわけだ。
何はともあれ、治療はうまくいっているそうだ。

インシアッラー
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by kuroyonmaki | 2010-09-26 03:30
彼は、サラハディーンからやってきた。
サマーラに近い町に住んでいる。

2005年9月にはアメリカ軍に拘束される。夜中の一時に、米軍が、家庭訪問にきた。一ヶ月間、尋問を受けた。
サダム・政権では、工業省で働いていた。サマッラーの薬工場だという。
「抗がん剤なども製造する準備を進めていた。すでに、イタリアや、中国の会社が契約しようとしていた。僕は、コマーシャル部門のN02だった。」
「化学兵器?ヤムルークやアルカーク、ハティーンやバーベルといったほかの工場で作っていたと思う。サマッラーは、風邪薬とか、頭いたのくすりだけだった。」
アメリカはそういうところをすでに探したけど何もでてこなかった。
開戦理由の正当性を言うためには、何か探す必要があったから、サッマラーの薬工場には何かあるとおもったのだろうか?そのことを聞き出すのに、彼は最適だったのかもしれない。
彼は、解放された。
しかし、2006年、再び拘束される。
そして一週間後には、アメリカ軍の通訳としての職を得ている。
「身を守るためには、仕方がなかった」
彼が、そもそも米軍に拘束されたのは、どうしてだろう?
「仲間の密告だ。おれは、あいつを知っている。俺のことをよく思っていなかったんだ。彼は米軍の通訳として前線で一緒に作戦に参加していたよ。俺は、米軍基地で拘束されたイラク人の通訳をやっていた。前線には行かなかった。」
そいつを憎んでいる?
「もちろんだ。」
 その男は、ある日、ハンビーにのり、通訳として米軍のオペレーションに参加していた。テロリストが仕掛けた
路肩爆弾を踏んで、アメリカ兵と一緒に死んでしまった。
「ああ、うれしかったよ。テロリストに感謝だ。でもそれは、すべて、神がきめたことだ。」

人間の社会は、愛と憎しみに満ちている。イラクだけではないだろう。誰もが皆、愛し合うわけではない。やっかみや憎しみ。イラク人同士の憎しみあい。そう簡単には癒されないだろう。
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by kuroyonmaki | 2010-09-25 19:10
この年になると長旅と時差に悩まされます。そして気候のさ。日本も暑かったり急に寒くなったり。ヨルダンに着くと結構あついなあ。
事務所についたら、一眠りしてしまった。今回のミッションは、事務所の閉鎖。
こういうのは一番苦手。。。思い出がたくさん詰まった事務所を閉めるのは悲しいけど、ヨルダンベースのプロジェクトは続きます。もうインターネットも契約が切れているので、金曜日でもやってそうなクリスチャン地区のカフェに。途中で市が立っていたので覗いてみました。チャリティ団体から、個人、アーティストなど、会社などいろいろ。IMG_2583

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蜂蜜うりのブース、IMG_2576

こちらは、パレスチナにオリーブを植えようというソリダリティキャンペーン
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このtシャツデザインしたのはフランス人。「僕はデザイナーだったんだけど、カミサンがこっちでフランス語を教えることになてついてきたんだ。5年になるけど、アラビア語が話せないから仕事がない。こうやって食っているよ」
でも結構いいデザインだなあ。モムサデモードもこういうTシャツ作っていたよ。
結構掘り出し物があって面白い
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イムネットもブースをだしたいなあと相談。夏場しかやってないとのことで、チョコは難しいかな。アファークグッズとか。
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by kuroyonmaki | 2010-09-25 01:15

今日からヨルダン

今日からヨルダンに出張。
2週間ばかり日本を留守にします。
JIM-NETのヨルダン事務所を閉めなければなりません。拠点が北イラクのアルビルに移ったので、ヨルダンに駐在がいなくなったのがその理由です。
まあ、出張ベースでちょくちょくはいくのですが少しさびしいですね。
現地からいろいろレポートします。
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by kuroyonmaki | 2010-09-23 10:10

町工場

今日は暑かったですね。
草加市にある缶の工場に行ってきました。JIM-NETのチョコ用の缶を作ってくれています。
先日、印刷屋さんで出来上がった鉄板をプレスで一個づつ打ち抜き加工しています。食品用なので、打ち抜いた後のクリーニングなどを丹念に行っているので時間がかかるとのことです。
ここは、社長さんとお父さんの会長さんそして従業員一名の3名で動かしています。ですのでマックス5000/dayとのこと。
若い社長さんは、自分にも2歳の女の子がいて、イラクで小さい子どもがガンになったと聞いて心を痛めているといっていました。
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プレスの機械ももう30年も使っているそうです。
ラインを見ているだけでも飽きないです。
しかし、ここでも不況のあおりを受けているようです。
お歳暮、お中元が少なくなっていて、そういった贈り物用の缶の発注も減っているとか。
廃業していく同業者も増えています。JIM-NETの缶チョコが内需拡大につながればいいですが。
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by kuroyonmaki | 2010-09-22 23:56
ICBUW・Japanが、65回国連総会で劣化ウラン弾に関し日本政府が積極的に行動するよう外務省に申し入れを行いました。
ICBUW/Japan, JIM-NETなど、市民団体から7名と、福島みずほ参議院議員、民主党からは、坂口直人議員秘書の相原氏などが参加。
外務省からは、武藤大臣官房審議官 渋谷事務官、赤堀事務官が応対。

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写真提供:豊田直巳氏

福島議員は、
「劣化ウラン兵器なんとか禁止したい、被害をなくしたいと心から思っています。
決議が出されるとのこと、
菅さん、岡田さんがきわめて熱心だった。前原さんの下でも、被爆国日本こそ、この劣化ウランの根絶に向け外務省が頑張ってもらうようお願いする。」
と述べました。

以下のようなやり取りがなされました。

【外務省(武藤審議官)】
国際社会で関心が高まっているということはNGOからの話を聞いて十分に認識している。2007年、2008年国連事務総長に見解を出した。今年6月、新たに出した見解は、
1.日本は、劣化ウラン弾の所有はなく、使用もない
2.健康被害に関しては、現地点で確定的な結論は出ていない
3.NGOなどの意見や活動にしかるべき注意を払いながら、国際機関が見解を出すべきである
4.日本は市民社会と対話を継続する
新たな決議に関しては、第一委員会でいろんな決議がでてくる。我々としても情報収集しているが、案文は分からない。もし、決議が提出されたら内容に関して精査して検討する。
【ICBUW: 】
劣化ウラン弾の被害調査、医療支援は?
【外務省(武藤審議官)】
日本としては、財政が苦しい中、調査の予算はない。医療支援に関しては、イラク支援でも重点的に考えており、要請があれば検討したい。
【ICBUW: 】
劣化ウラン禁止法(国内法)を国会で審議してほしい。東北アジアに劣化ウラン弾フリーゾーンを作ってほしい
【外務省(武藤審議官)】
法案を提出する用意はない。フリーゾーンの話は初めて聞いたので、省内で検討したい。
【ICBUW: 】
:NGO(ICBUW)が国連本部で外交官向けワークショップを企画している。賛同、あるいは協力として名前を連ねてほしい
【外務省(武藤審議官)】
今回は辞退。検討する期間が短すぎた。
【ICBUW: 】
在日米軍に関して。鳥島射爆場で劣化ウラン弾が1500発使用され200発しか回収されていない。米軍は平成14年に安全であるとの報告を出したそうだが、いったいどのような方法で測定したのか?そして米軍によると毎年調査しているそうだが、そのデーターを教えてほしい
【外務省(武藤審議官)】
省内で検討し、連絡します。
【ICBUW: 】
日本は被爆国としての役割があると思う。日本政府として、因果関係がはっきりしなくても予防原則として、使用を禁止するといった決議を提案すべきではないだろうか?
【外務省(武藤審議官)】
日本政府が決議案を出すという検討はしていない。
決議に関しては、2008年も賛成しているので、引き続き(内容に問題が無ければ)賛成するだろう。引き継き市民社会と対話していきたい

という感じでした。まだ国際社会や、日本国内の盛り上がりがなく、政府としても優先順位が低いような感じでしたが、まず国内世論を盛り上げていかねばならぬと痛感しました。
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by kuroyonmaki | 2010-09-21 17:20 | 日本でのイベント


垂直離着陸式の飛行機なのか、ヘリコプターなのかよくわからないのがオスプレイ。2007年12月にイラクに10機実戦配備。JIM-NETニュースでも、ヨルダン・イラクの国境にある米軍海兵隊のキャンプでなんどかその飛行を目撃。

今まで沖縄への配備はないということで、話が進んできたようですが、どうも、沖縄に配備される事が現実性を帯びてきました。

赤旗新聞より抜粋
米国防総省のモレル報道官は9日の記者会見で、海兵隊の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイについて「日本の基地に配備する予定だ」と明言しました。米政府がオスプレイの日本配備計画を公式に認めたのは初めて。同報道官はまた、オスプレイの配備予定を日本政府に伝達していることも明らかにしました。

 同報道官は「オスプレイを日本で運用することを予定しており、そのことを日本政府に伝えている」と指摘。ただ、配備場所や時期については「これから決定される」と述べるにとどまりました。
日本政府は最近まで「計画はあるが、実際に来るかどうかは最終決定されていない」などとしていましたが、岡田克也外相が9日の国会答弁で沖縄配備の可能性が大きいことを認めていました。

9月10日外務省の記者会見で岡田大臣が突っ込まれる

岡田外務大臣:まだ私(大臣)は承知しておりません。ただ、私(大臣)がその前からオスプレイの配備の可能性ということを申し上げているのは、米軍が次第にヘリをオスプレイに置き換えているという事実を見れば、日本においてもそうなる可能性が高いということで申し上げてまいりました。
9月10日
Q:昨日の外交防衛委員会で、岡田外務大臣がオスプレイについて、「配備の可能性はかなりある。飛行経路も変わってくる。」とおっしゃっていますけれども、オスプレイの配備の可能性について、大臣はどのようにお考えでしょうか。

A(北沢大臣):米軍の軍事的な配備の流れはそういうことになっていますし、事務方の協議の中でも米軍はそれを想定した意見交換をしていますから、そういうことはもう間違いないと考えます。ただ、不思議なのは米側が沖縄の普天間の移設問題について、沖縄に配備するということをどういう訳かきちんと言ってこないので、それを我々は色々な協議や米軍のグアム再編を見通して、岡田外務大臣が言われたような考え方を我々も持っておるということです。

仙谷官房長官は?
現状の環境アセスは、オスプレイ配備を想定した飛行経路や騒音データなどが考慮されていないが、仙谷氏は「現時点で(アセスをやり直すとは)考えていない」と説明。8月末に終えた日米専門家協議はオスプレイ配備を前提に議論がなされたとの見方を示した。
一方の岡田さん
日米専門家協議は「オスプレイを前提に議論したとは思っていない」と述べ、仙谷氏との見解の相違を見せた。 岡田氏はアセスとは別に政府として調査し、地元に説明する必要があるとした。

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オスプレイが着陸する所[イラクにて]
写真は2008年6月撮影 イラク・ヨルダン国境の海兵隊のキャンプです。
当時これがオスプレイだとは知りませんでした。
いろいろ考えると一回は沖縄に行きたいなと思うようになりました。
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by kuroyonmaki | 2010-09-19 20:35