中東を拠点に国際協力の分野で活動する佐藤真紀のオフィシャル・ブログ コメントはkuroyonmaki@yahoo.co.jpまで


by kuroyonmaki
カレンダー
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30

<   2009年 11月 ( 6 )   > この月の画像一覧

今、坂本龍一さんは、ヨーロッパツアー中ということで、多忙な中無理をお願いしてメッセージいただきました。
教授!いつも無理言ってありがとうございます。

サブリーンの絵を2006年ころだたとおもいますが、坂本さんに見せたら、
「かわいい絵ですね。パソコンのディスクトップに使います」とおっしゃっていました。
僕は、ガンの子どもの絵なんだけど、そういうの飛び越えたアーティストとしてのこども達を見てほしかったのですが、そういう風に言ってもらって、半ばしめしめと思っていたのです。
 数ヵ月後、ゲーテという雑誌が創刊されて、坂本さんのニューヨークの職場を紹介する特集記事が載っていました。
b0041661_256714.jpg

b0041661_311729.jpg

よく見ると、パソコンがあって、ディスクトップは、サブリーンの絵!
b0041661_321366.jpg

とてもうれしくなりました。坂本さんに今回サブリーンがなくなったことを伝えました。
以下のメッセージをいただきました


イラクには何人のサブリーンのように、一方的な戦争の犠牲になっ
た子供がいるのだろう。
世界には何人のサブリーンのように、どん欲さと暴力の犠牲になっ
た子供がいるのだろう。

坂本龍一
[PR]
by kuroyonmaki | 2009-11-30 03:04
まもなく、12月2日にサブリーンのお別れ会が開かれます。
ご都合悪くいらっしゃれない方も是非メッセージを送っていただけないでしょうか?
メッセージは、HPなどJIM-NETの広報媒体で紹介していきます。

 NHK BSの国際ニュース「今日の世界」でも、6月にサブリーンの紹介をしていただきました。
b0041661_245454.jpg

キャスターの市瀬さんと丁野さんから早速メッセージをいただきました。
左から丁野さん、市瀬さん、佐藤の順です。
手前の絵はハウラ、右がサブリーンの絵です。

佐藤様
メールを頂き有難うございました。お別れ会には、放送直前の時間帯でもあり、残念ながら出席させて頂くことは出来ません。当時の放送とサブリーンさんが描いた絵をもう一度見直してみました。本人とは直接お会いできませんでしたが、同じ時代を生きたことは確かです。サブリーンさんのカラフルな絵からは、素直な将来の夢と希望を強く感じました。その夢と希望をかなえることこそが、同じ時代に同じ地球に生きる我々の責任のような気がします。一生懸命生きた彼女に、胸をはれるような社会に一歩でも近づけないか、自分が出来ることをもう一度考えてみたいと思います。ありがとうございました。
市瀬卓
NHK報道局記者
BS1「きょうの世界」

佐藤様

メールを頂きありがとうございました。
その節は番組で大変お世話になりました。

片目を失いながらもガンと闘うサブリーンちゃん。
絶望の淵にあるだろうと思われる彼女の描く絵はとても
色鮮やかな明るい女の子の絵だったことが非常に印象に
残っています。
片目を失ってもとても意志のある未来をみつめた眼差しに
みえました。
彼女が願った未来はきっと戦争や紛争のない、子供たちが平和に
楽しく暮らすことのできる日々だったことでしょう。
きょうの世界では日々の世界情勢をお伝えしていますが、
子供たちの小さな声が多くの人に届く大きな声になるよう、
これからも声なき声に耳を傾けていきたいと思います。

天国のサブリーンちゃんに心からご冥福をお祈り致します。


                丁野 奈都子
[PR]
by kuroyonmaki | 2009-11-30 02:53
ODA改革パブリックフォーラムというのに参加してきました。
JCVの長谷部君と外務省の山田彰さんが激論をするのかと思って楽しみにしていました。
実は、11月29日は、2003年にイラクで日本の外交官が殺されました。
山田さんは、故奥克彦さんと同期で、そのあと、バグダッドの日本大使館に赴任されました。
私は、同じく、殺された井ノ上さんとは、戦争前から意見交換をしていました。
この外交官のお二方が殺されたことにどうも、納得がいきませんでした。
小泉首相は、故人の遺志を受け継いで、自衛隊を派遣し、人道復興支援をするといいました。
僕は、亡くなられた外交官の方は、政治的な文脈は抜きにして、イラクをどうすればいいか、真剣に考えていらしたと思います。あるいは、イラクにいたら真剣にならざるを得なかったのかもしれません。
 でも、日本政府は、本当に遺志を受け継いで、イラクに人道支援ができたのか。きちんと検証しなければなりません。
さて、今回のセッションですが
 NGOは、軍の人道支援が如何に問題があるかの指摘
外務書は、自衛隊の人道支援が問題なく行われた、あるいは、他の選択肢がなかった。
これからも、選択肢の一つとなりえるだろう。

という平行線の議論
ただ、僕はJVCの指摘に対し、軍だってうまく人道支援をすることは出来ると言う反論は、ありだと思います。
陸上自衛隊は、それなりにうまくやったと思います。
たとえば、僕たちが、現地に必要なのは、雇用創出だ。自衛隊の自己完結はいかがなものかというと、実際、彼らは現地人を雇いだした。
 軍服を着た人道支援は、どうなのか!
といえば、彼らはサッカーのユニフォームを着て給水活動をした。
そうなってくると、今度は、自衛隊でなくても、いいわけです。
サマーワは、小泉さんは非戦闘地域だと言ったわけで、実際NGOも活動しようとしたらできたはずです。
誰もやらなかったけど。

長谷部君がいうようにアフガンでは、比較的安全なところを選び、リトアニア軍のPRTに外務省職員を4名参加させていますが、ここでも安全なら別に軍のPRTでなくてもいいはず。

 結局、ODA といえども、外交政策と切っても切れないわけで、外務省としては国益を考えた上での政治判断になってしまうということ。
日本の場合は、この外交判断が、どうなのかということがまず問われなければいけないんじゃないかと思ってしまいます。

僕は、人道支援は、専門家がやるべきで、軍とは一線を隔するべきだという考えには賛成です。
じゃあ、その人道支援の専門性ということで考えれば、イラクはひどかったのも事実でUNは逃げ腰だったし、NGOも、これといった活動をしてきたのでしょうか?
現場がたのNGOはどんどん影を潜め、難しい議論や理想論を展開するだけになってはいないでしょうか?
JIM-NETは、もともと、イラクの病院に薬を届けるのが仕事だったから、ある意味、イラクに入ろうが遠隔操作であろうが変わらないわけで、年間4000万円程度の薬支援を治安が悪い2005年、2006年でも金額を減らすことなくやってきました。
小さなNGOとしては上出来だと思います。
しかし、大きい所は、本当にもう少し、代案を出していくべきだったと思います。
JVCがアフガンでやってきたような活動は、イラクではなかった。なんででしょう?
改めて、現場が大事だなとおもいました。

 山田さんが言っていたように、「ここにいらっしゃる皆さんの考えが多数派になったら世の中は変わるでしょう」ということ。
残念ながら、外務省を動かすのは、国益のためならイラク攻撃やむなしという多数派だとか。
NGOの役割というのは、まさに、国益のための人道支援ではなく、人道が国益より優先される、
という考えを流布することかもしれません。
[PR]
by kuroyonmaki | 2009-11-29 01:25

サブリーンのお別れ会

サブリーンのお別れ会の中身が固まってきました。
サブリーンが再発したときに、
「マキおじさん助けて」と彼女がイブラヒムを介して言ってきたとき、医者じゃない僕にはもう何も出来ませんでした。見守るしかない。
最初から難しいといわれていたので、覚悟は出来ていましたが、理屈はともあれ、彼女がなくなって、もう疲れたというのがありました。喪失感でしょうか?

本当は、彼女のためにも張り切って、お別れ会をしきらなければいけないのだけど、体が付いていかない。イスラムの人たちは、40日間喪に服すといいます。丁度喪が明けたので、そろそろ本当に、動き出さないといけないですよね。今日は、信濃毎日の中川記者が取材に来てくれました。
いろいろお話できて、よかったです。どんな記事になるのかな。

サブリーンの会は、カタログハウスの部屋を画廊みたいにして絵を飾ります。
たとえ5分でも見ていただけるように、出入り自由の空間にして、スピーチは佐藤と鎌田がご挨拶する程度にしようとおもいます。
会場ではメッセージを受けていますので、皆さん書いてください。

12月2日(水) 南新宿(東京)
サブリーンのお別れ会
 去る10月16日になくなった、イラク、バスラの少女サブリーンの描いた絵をモチーフにしたポスターを展示した会場でサブリーンを偲んでいただきます。  ⇒ 関連記事
■ 挨拶:鎌田實JIM-NET代表、佐藤真紀JIMNET事務局長
■ 日時:12月2日(水) 18:30~21:00 (時間内の入退場は自由です。)
■ 会場:カタログハウス B2 セミナーホール 
■ 主催:JIM-NET、協力:イラク医療支援・通販生活
■ お問い合わせ:さとうまき(090-54122977)
[PR]
by kuroyonmaki | 2009-11-27 02:11

シリア

ダマスカスにやってきました。私たちは、最近、サイダ・ザイナブという地域のホテルを定宿にしていますが、イラン人の巡礼客が多く、いつもホテルはごった返しています。
ここはイラク難民が多かったですが、最近はかなり数が減っています。イラク国境から私たちはバスに乗って、ここにやってきましたが、イラクからの巡礼の人もかなりバスでたくさんやってきますね。
 ちょっとお店を覗いてみるとUNHCRやWFPからの難民向けの配給品が売られています。たとえばマットレスは300シリアンポンドで打っていました。UNHCRと書かれています。
「難民が、250シリポンで売りに来るのさ」50シリポンが収入になります。
一時のような緊張感は、なくなってきて、見えてくるのは、シリアの貧困です。
 夜は、アブロマーネ界隈を歩いて見ました。インターネットカフェがたくさんあります。
リラックスできるカフェも随分できたようで、サイーダ・ザイナブとはえらい違いです。

 さて、これから飛行場に向かいます。
ヨルダンで、サブリーンのポスター40枚セットを作ってきました。
では、また!
[PR]
by kuroyonmaki | 2009-11-11 19:48
イラクからヨルダンに到着。
北イラクでは、とうとう疲れが出てしまい、最後の2日は寝込んでしまいました。
それでも、バスラからイブラヒムに来てもらい、サブリーンの思い出などを語ってもらいましたが、胸がいっぱいになってしまいました。さて、今度の日曜日ですが、以下のイベントがあります。
私はまだヨルダンでスカイプで参加することになりました。皆様、是非来てください!
今回の目玉は、ずばり、イラク戦争の非を問うです。

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

 ~見る、聞く、知る、イラクの今と私たち~
  『イラクに咲く花』2009・11・08

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

【日 時】平成21年11月8日(日)10:00~19:00
【場 所】明治大学 駿河台キャンパス 
     リバティタワーB1F 1001教室
  (東京都千代田区神田駿河台1-1 http://www.meiji.ac.jp/ )
  JR中央線・総武線、地下鉄丸ノ内線/御茶ノ水駅 下車徒歩3分
  地下鉄千代田線/新御茶ノ水駅 下車徒歩5分
  都営三田線・新宿線、地下鉄半蔵門線/神保町駅 下車徒歩5分

※入場無料(開演時間中はご自由に各上映作品、展示をご覧いただけます)

 「イラク戦争って何だったんだろう?」
 そう聞かれたら、あなたはどう答えますか?

 世界中で起きた反対の声を無視して、アメリカを中心とした
 軍隊が2003年3月イラクに入って勝手に爆弾を落とし始めた。
 日本は真っ先にこれを「支持する」と表明した。

 当時攻撃の理由にされた「大量破壊兵器」は結局なかった。
 以前からサダム大統領とアルカーイダは敵対していて、
 2001年の911同時多発爆破事件とイラクは無関係だった。
 独裁政権を倒し、イラクに自由と民主主義をもたらすため、
 と戦争の理由がどんどん変わっていく。

 イラク人は誰もアメリカや他の国に助けを求めていない。
 まして自分の国をめちゃめちゃにしてまで。

 2009年。6年以上経った今も、危険な自分の家から逃げ出して
 国内外で避難生活せざるをえない人が大勢いる。
 ほとんどの人が親や子ども、兄弟や友人、親しい誰かを亡く
 した。この先、悲しみや怒りが消えることはない。

 どうしてこんなことが起きたのか??
 どうして私たちはこんな状況を起こしてしまったのか?
 イラクを考えることは、これからの私たち人間すべての
 未来を考えることにつながるでしょう。
 どうぞこの機会にこの6年半の総括を。そして平和を作って
 いくにはどうすべきかということに向き合ってください。


…………………………………………
●タイムスケジュール
…………………………………………

10:00~    開場
       (展示、ミニ上映、イラク茶サービス、等)
11:00~12:20 上映『冬の兵士~良心の告発』
        イラク帰還米兵たちが語る衝撃の証言スピーチ。
        監督:田保寿一 ※舞台挨拶有!
12:30~13:30 トーク1「イラク支援の現場から」
        自分にできることは何か、と考え
        実践してきたNGO等からの報告。
13:45~15:15 上映『イラク・フォー・セール~戦争成金たち』
        驚愕の軍需産業のカラクリが明らかに…!
        監督:ロバート・グリーンウォルド
15:30~16:50 トーク2「戦争と占領」
        2003年から2009年の6年間のイラク、世界、
        そして日本の関わり方を振り返る。
17:00~19:00 トーク3「イラク戦争総括」
        未だに日本政府は「イラク戦争は正しかった」と
        いう見解のまま。

トーク出演予定/谷山博史(日本国際ボランティアセンター代表)
・志葉玲(ジャーナリスト)・細井明美(Peace Activist)・
山縣忍(セイブ・イラクチルドレン・名古屋)・大嶋愛(JIM-NET)
・高遠菜穂子(イラク支援ボランティア)・佐藤真紀(JIM-NET
事務局長)※現地より中継出演、ほか(順不同)

【共催】イラクホープネットワーク http://iraq-hope.net/
    現代史研究会
【お問い合わせ】
 メール:info08※iraq-hope.net(※を半角@に換えてください)
 電話:03-6228-0746(日本イラク医療支援ネットワーク)

 ★当日&事前準備 ボランティア募集中!★
[PR]
by kuroyonmaki | 2009-11-06 07:34