中東を拠点に国際協力の分野で活動する佐藤真紀のオフィシャル・ブログ コメントはkuroyonmaki@yahoo.co.jpまで


by kuroyonmaki
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911後遺症

ちょっと古くなってしまいましたがJVC主催の911イベントに呼ばれました。
http://www.tv.janjan.jp/movie/shiminkisha/0809187554/s0809187554_v_01.php
そのときの映像がJANJANでごらんになれます。ちょっと聞き取りづらいですが以下のようなことをしゃっべています。

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イラク戦争を支持した日本の責任はもっと問われてしかるべきだ。「なぜイラクやアフガニスタンに関わる必要があるのか、自分たちのことで精一杯ではないか」という人たちもいるかもしれないが、日本国憲法前文には「戦争放棄」「国際平和に向かって努力していく」ことが明記してある。日本人が戦争を体験して、様々な反省があって、世界平和に貢献していこうという誓いを立てた。これは非常に大きなことで、だから、(私たちは)義務としてやらなきゃいけない。国際NGOの活動はこういうところが原点かもしれない。憲法の前文を見ていると、ものすごくぼくらはやらなきゃいけないなって思う。
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by kuroyonmaki | 2008-09-26 05:53 | 日本でのイベント

劣化ウラン弾

国連総会が始まります。
麻生総理もNYに向かったとか。
今日は外務省に行ってきました。
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軍縮課です。
ICBUWとして日本政府が積極的に劣化ウランの禁止廃絶に尽力するように要請しました。

「日本政府の消極的な姿勢を早急に改め」今年の第63回国連総会で被爆国日本として積極的な役割を果たすように要求しました。

これに対して外務省は、消極的といわれることは非常に残念だ。
政府としては、被爆国として核軍縮に積極的に取り組み、劣化ウランの問題もなおざりにしていない。ただし、ヒバクシャで苦しまれている方々を前にして、劣化ウランだけに優先順位をつけるようなことはできない趣旨の説明がありました。

先日、日本政府が、国連事務総長に提出した劣化ウランに関する見解のなかに
「日本は、この分野において関心を有するNGOの意見および、活動に特に留意する、日本は、適宜、この問題に関し市民社会と対話を行なう考えである」という一文があります。
これに対しICBUWでは、政府が単なるポーズとしての市民社会との対話ではなくウラン兵器禁止にむけ、真摯に取り組む立場から私たちと真剣に対話し、より前向きな政策を打ち出すことを強く望みます。としています。

外務省からは、単なるポーズではないことを理解されていないことは残念であるとのコメント画ありました。
政府としてこの問題に真剣に取り組んでいることが理解できたのはよかったと思います。
「気持は同じ」
ただし、劣化ウランの問題が国際的に重要なイシューにするには市民の努力が必要です。
市民の中で盛り上がれば、政府としても動かざるを得ないし、逆に心ある役人の方々にとっては動きやすいでしょう。戦略と切り口をどう作っていくのか問われています。
そこでは、イラクという被災地からの発信の重要性
そして、たとえばヒバクシャの方々が劣化ウランにも関心を持ってもらい、原子力爆弾だけではなく、NPTでいうところの核の平和利用が守られず、廃棄物が兵器に転用され、現在も放射能で苦しんでいるイラクの人々を救済することに声を上げてくれれば、核兵器の廃絶のなかにも、劣化ウランのことを入れ込むことができるのではないでしょうか?
今回、私論として、そのような意見を述べさせていただきましたが、外務省の方も「ご意見だと思います」とのこと。
ICBUWの中で、キチンとした意見書にまとめて提出することができればと思います。

自らも被爆された故大倉記代さんは、サダコと千羽鶴の話をしながらも、イラクの子どもたちのことを気にかけ、被爆仲間の間でも、イラクのことに関心を持ってもらおうと尽力されたのです。
10月25日は、「サダコ」の命日。JIM-NETでもサダコに絡んだイベントをやろうと計画しています。
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by kuroyonmaki | 2008-09-26 05:43 | 日本でのイベント

コンサートのお知らせ

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友人のオケがコンサートをします。
それでチラシのイラストを描きました。
コンサートは入場無料。是非!
チラシのお題は、ウェーベルン編シューベルトのドイツ舞曲
ということで、ドイツを表現してみたわけですが。
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by kuroyonmaki | 2008-09-10 14:37 | さとうまきのイラスト

山口マオさん

難産だった、「見えないアジアを行く」三一書房
のイラストを担当してくださったのが山口マオさん。本日恵比寿の画廊でドローイング展がはじまるというので、のぞいて見ました。

マオさんのイラストがとっても面白い感じでいい本ができたと思っています。
僕的には、イラクのガイドブックを書いてくれといわれかなり面食らいましたが、中田英寿さんにも協力してもらい、いい本になったと思います。
皆さん、是非買ってください。
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見えないアジアを歩く
見えないアジアを歩く編集委員会編著 / / 三一書房
ISBN : 4380072258
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マオさんは他にも戦争ホーキが有名
私のスーツケースには、シールを貼っています。

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かわいいでしょう。
さて、今日は事務所で新しい本の打ち合わせ。
久しぶりに執筆にかかる決心がつきました。

なんやかんやとややこしい話を乗り越え、自宅に戻ってくると、愛ちゃんから電話。
CDのサウンドエフェクトが、北海道から送られてきているのでチェックして欲しいとのこと。
ファイルを開いて、聞いてみる。ムスタファの声がエコーがかかりすぎているので、とってもらうことに。
しばらくしたら、全体の曲がファイルで送られてきた。
待雪草にかぶせるサウンドエフェクトが、長いので10秒くらいに縮めてもらうように指示。
ひっちゃかめっちゃかですが、何とか9.11に完成しそう。
オープニングは、バグダッドの音楽学校で子どもが遊んでいる音に、院内学級で子どもが咳き込んでいる音をかぶせています。学校の陰と陽の対比。それにムスタファが戦争反対??日本語で、言いきったところで、鳥の音。
この部分は、2004年に作った「子どもたちのイラク」の続編でもあります。
あそこでは、ムスタファが泣き叫ぶ声に空爆の音がかぶさっていたわけですが、今回のは、さわやかなイメージです。
最後の「あなたにあえる」という曲は、ディアールにささげた曲だそうで、ガンの女の子のディアールが生前に、病院でキャンプにいる家族に語りかけているメッセージが入っています。
これは、サックスの音に、酸素吸入のシューという音がかぶさるような形でつながっていくので、僕は、気に入っています。皆さん、CDの完成をお楽しみに。
全曲大嶋愛が歌っております。
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by kuroyonmaki | 2008-09-10 02:06 | 日本でのイベント

オーストラリア

9月2日、成田空港。
出発前、スターバックスでコヒーを飲みながら打ち合わせ。
気がつくとかばんがない。置き引き??
ボーディングタイムまであと15分。あせりまくっていると外国人が声をかけて、「怪しい荷物だと思われ、カウンターにもって行かれたようですよ」とのこと。間一髪で荷物を取り返すと、急ぎ足でボーディングゲートへ。
イスラエルなら、大騒ぎして、かばんはロボットが爆破してしまうだろう。
それにしても、もって行く前に、このかばんはどなたのでしょうとか、そういうアナウンスはないのか。
今回の目的は、今年の3月にオーストラリアに移住した難民の家族を訪問すること。
ヌーランは、重い心臓の奇形があり、十分な酸素を体に送ることができず、顔色はいつも青ざめている。
日本で手術をしようという話もあったが、奇形が幸いして、手術をしなくても何とか生きながらえることができるとの判断。オーストラリア政府は、健康でないとこの家族を受け入れないといっていたので、スマイルこどもクリニックは、手術は要らない趣旨のメディカルレポートを提出。さらに、たとえ手術が必要になったとしても、スマイルがその費用を負担する趣旨を表明して、ようやくオーストラリアに難民として再定住することができた。今回、ヌーランの今後の治療計画をドクターと話し合って、支援のプランを立てることが目標だ。
ヌーラン一家が暮らすのはシドニーのリバプール。
立派な子ども病院がある。
ヌーランは、10月の終わりに手術を受けることになっている。私たちはまず医師にヌーランの状態と手術のリスクを聞くことにした。
病院側は通訳を用意してくれていて、アラビア語でも家族が理解できるようにとの配慮だ。
手術は、政府が負担するので、一切かからないという。我々もこれで一安心。
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リバプールのアラブ人街。
食材も豊富。中東からの食材も輸入しているので、暮らしやすそう。
生活が気になるところ。
今のところ父さんも母さんも英語学校に通っている。
その間は生活が保証されており、2400オーストラリアドルを支給してもらい、やりくりする。
ヌーランも学校に通っており、友達を紹介してくれる。クラスには、結構アラブ人がいる。
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お父さんは、あまり英語が得意ではない。お母さんのほうはずいぶん上達した。
「何でもやらなければいけないから。医者との交渉や、このコを学校に連れて行って、先生に病気のこととか説明しなくてはいけないから」
オーストラリアでの生活に満足しているようであった。何よりも、家族の表情が明るい。
日本に難民が来たとしても生活はしんどそうだ。
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by kuroyonmaki | 2008-09-08 02:54