中東を拠点に国際協力の分野で活動する佐藤真紀のオフィシャル・ブログ コメントはkuroyonmaki@yahoo.co.jpまで


by kuroyonmaki
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<   2007年 07月 ( 9 )   > この月の画像一覧

NO War

さて、イブラヒム一家がくつろぎながらイエメンでTVを見ていると、イラク戦争が始まってしまいます。
TVの画面は実際に私が、アンマンの事務所のTVを写真で写したものです。左ページがイエメン、右はイラクですがレポーターが実況中継するという形で丸め込んでいます。
戦争の絵を描いてくれたのはサファ。森住さんが1990年代の終わりころから取材しているサファアという女の子。
イエメンにいるイブラヒムの家の壁にはNOWar
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最初はここにはサダムの写真を貼っていあるように書きたかったのですが、ここはイエメンなので、むしろサレハ大統領の写真です。そこでスハッドちゃんが描いてくれた NO war ポスターを貼りました。ただしここはイエメンなので、アラビア語に代えてあります。
このポスター実は数万部すられて日本各地のデモで配られました。
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by kuroyonmaki | 2007-07-29 05:21 | イブラホン

ファートマのキャラ

イブラヒムの娘、ファートマのキャラ作りです。
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さて、この物語のもう一人の主人公はもちろん娘のファートマ(正しくはファーティマ)ですが、幼い子どもの場合はわざとなまってファートマというみたい。
ザイナブの描く女の子は、どうも色っぽくてなかなかいいのがなかったのですが、一枚だけかわいらしいのがありました。それでも色っぽいので、顔だけを使うことにして、下は私がかきました。実はそれまでキャラが決まらず、さすがに私も悶々としてたのですが、イブラヒムとファートマのキャラが決まるとあとは楽勝!とは行きませんが一気にゴールが見えたという感じ。
かわいいでしょう。
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by kuroyonmaki | 2007-07-29 05:05

イエメン

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そこで、イブラヒムが選んだのはイエメンでした。
このほんの隠しテーマは、幼児死亡率を下げるということがあります。
国連はMDGsといって2015年までに8つの開発目標を作りました。その中のひとつが幼児死亡率を2/3減らすというもの。
どうするかっていうと、予防注射とかをちゃんとして、保健医療を充実させるわけです。うーん、癌の子供はねぇ。。どうせ死んじゃうんでしょ。費用対効果が悪い。という理由で後回しにされてしまいます。でも、チョッとまった!一日400円の薬で白血病は3年間治療を続ければ治ります。日本は、難病ということで政府が負担します。3年間の治療にかかる薬代は、一人40万円ぐらいです。戦争やって、その出費に比べたら、ぜんぜんたいしたことないです。アメリカはイラク戦争の戦費が4兆4700万ドル、かかっている。うーん、日本もこれから軍事化してこんな出費を払っていくつもりでしょうか?まもなく日本も選挙ですけど、未だにイラク戦争正しかったって安部総理は思っている(わけないけど、日本じゃこの話、選挙の論点にならないのも変な話)
以前このブログでも紹介しましたが、日本政府はどうどうと「イラク戦争を支持したことは正しくて国連憲章にも合致している」とパンフレットを作って配っています。そんな、嘘がまかり通ると、日本だって、医療費の予算は減らされ幼児死亡率も増えていくかもしれません。話はそれましたが、なぜ、イエメンにイブラヒムが行くのか?それは中東の最貧国のイエメンのほうがまだ幼児死亡率が低かったかたらです。そして、イエメンで仕事ができたのも、国際社会が、イエメンに開発援助を行ったからで、UNICEF関係で外国人の教師を派遣するようなプログラムがあったようです。一方イラクは経済制裁で食っていくのもしんどい。栄養失調や医薬品の不足で多くの子どもたちが死んでいきました。
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by kuroyonmaki | 2007-07-27 22:31 | イブラホン

結婚

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イブラヒムとマリヤムが結婚するシーン。
バックの絵は2002年にイラクの子どもが描いた絵で、経済制裁に講義し、サダム・フセインを支持している絵。
ちょうど2002年の10月15日にサダムの信任投票が行われました。
バックには、哺乳瓶に有刺鉄線が巻きついており、経済制裁でミルクも手に入らない様子を表現しています。そして、劣化ウラン弾も放置されたまま。
イブラヒムはそんなイラクから脱出することを考えます。
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by kuroyonmaki | 2007-07-27 22:04 | イブラホン
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さて、この本の主人公イブラヒムのキャラクターをどう作るか、苦労しました。イブラヒムを描いた子どもの絵ってほとんどないのです。
ザイナブ・カマル13歳の白血病の女の子が書いてくれた一枚の絵が決め手になりました。
タッチがリアルなので、絵本全体が劇画調に。今のイブラヒムとはあまり似ていないんで、若干加工して、主人公の顔を作りました。
このように、「イブラヒムの物語」では人形劇のようにイブラヒムが活躍します。
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by kuroyonmaki | 2007-07-19 14:40 | イブラホン

イラクの南部

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イラクの地図です。この地図からもわかるように南部イラクは、実は湿地帯になっています。
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マーシュアラブといってここで暮らす人たちは葦で造った家に住み、カヌーで移動します。
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バスラの子どもたちの絵には葦で作った家とカヌーの絵が結構たくさんあるんですね。
私自身は湿地帯を車で通り過ぎたことは何度かありましたが、治安が悪化のために結局立ち寄ることはできませんでした。
2004年の3月に水牛がいたので車を止めて写真を撮りましたが運転手が危ないから絶対に外に出るなといったので、車の中から写真を撮っていましたね。いつか平和になったら、水上生活をやっている彼らをぜひ訪問したいものです。
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さて、実はマーシュアラブを主人公にした映画があります。
「葦の男」がそれ。
何年か前、国際交流基金が日本でアラブ映画祭を行い私も見に行きました。なかなかいい映画でした。調べてみるとDVDが出ています。サブタイトルは英語ですが早速購入しました。
Zaman, the Man from the Reeds ★★
2003年/77分/カラー/イラク=仏/35ミリ
監督:アーメル・アルワーン
チグリス河畔の小さな葦の家で、妻や養子と暮らす初老のザマンは、奇病を患い病状が悪化した妻の薬を求め、遠いバグダッドに旅立つが…。アメリカ軍によるイラク爆撃の直前、果敢に撮影された本作でザマンを演じたサミー・カフタンはイラクを代表する名優であり、2004年カルタゴ映画祭では最優秀男優賞を受賞した。
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by kuroyonmaki | 2007-07-19 07:03
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「イブラヒムの物語」みどころを紹介します。
アブラハムは、一神教を信じたものとして宗教の父と呼ばれています。まだ、ユダヤ教もキリスト教もイスラム教もなかったころから、アブラハムは唯一神を信じ帰依したものです。
アブラハムが生まれたのはバスラからさほど離れていない、ウルというところ。聖書によるとこのアブラハムが約束の地パレスチナに向かいヘブロンで死にます。
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これがアブラハムの家だそうです。
さて、この物語の主人公、イブラヒムはもちろんアブラハムのアラビア語。正確にはイブラーヒームと表記したほうがいいのではと言われたのですが、この本では日本人に親しみやすいイブラヒムで通すことにしました。

最初のページは、足を怪我した少年ムスタファ君(「お兄ちゃん死んじゃった」に収録)の有名なブランコのある風景のチグリス川の絵と、バスラのがんの女の子ハウラちゃん4歳が描いた絵を組みあわせています。バスラの近辺にはマーシュといわれる湿地帯が広がっています。彼らは葦で作った家に住んでいます。水上生活をおくっているユニークな民族です。
魚の絵もがんの子どもが描いてくれた絵です。イラクではこのフナのような鯉のような魚を炭火焼にして食べるのですがこれがおいしいです。マズグーフといいます。楔形文字はこのように象形文字として発展しました。漢字にもにていますね。
ともあれ、アブラハム=イブラヒムは宗派対立をまとめるキーワードかもしれません。
そして皮肉なことにもアメリカが開発したエイブラハム戦車は、イラクに侵攻して劣化ウラン弾を打ち込んでいきました。イブラヒムの不幸な物語は、エイブラハム(イブラヒム)という名前の戦車から放たれた劣化ウラン弾から始まったのかもしれません。
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by kuroyonmaki | 2007-07-17 13:25 | イブラホン

愛と感動のイブラホン

皆様、少しブログをお休みしていましたが、実はイブラホンの作成に毎晩費やしていたからです。
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ようやく、オールカラー32ページからなる愛と感動の物語「イブラヒムの物語」のめどが立ちました。イラクの絵のうまいザイナブちゃんが描いたイブラヒムの絵をスキャンして、フォトショップで加工していくという手法。一枚一枚の絵のディテールにはかなりこだわりました。
今回は、とりあえずJIM-NETから出版。イブラヒム講演ツアーで600円くらいで売る予定です。
 できたら、英語版にもして、10月にNYにいくのですが、国連関係者やあちらの政治家にも配りたいなと思っていますので、ぜひ皆様、買ってください!

 PS 7月18日の毎日新聞に記事が出ます。
夕刊です。
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by kuroyonmaki | 2007-07-17 05:57 | 日本でのイベント

ラジオ深夜便

無事に帰国しました。
早速ですが、7月5日、6日のNHK,ラジオ深夜便「心の時代」に出演します。
朝の4時台ですが、ぜひ早起きして聞いてください。

番組では、今のイラクの現状や、癌の子どもたちの様子、
私がこういう仕事を「始めたきっかけ、
そして、支援者の広がりとして、白血病の子どもの詩に曲をつけて歌ったり、北海道では、大嶋愛が高橋伸枝のイラクの思いを歌った詩に曲をつけたりています。
そういった曲も紹介しています。

乞うご期待。


シリーズでお送りしている「イラクに咲く花」今回は千歳烏山で7月1日に開催
大嶋愛が、「空に小鳥を地に花を」を歌いました。
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こちらはベリーダンスのREIKAさん。皆でアラブを踊って、アラブのリズムが体のお肉を振動してすっかりケンコウになるらしく、これってとってもLOHASなそうです。
イラクうちわをもっと売ろうとしたのですが、あまり宣伝する時間がなく、これは次回に持ち越し。
高遠菜穂子はLOPASを提言 P=peaceです。
JIM-NETは、イブラヒムツアーでは冷房をとめてうちわで涼しく、イラクからエネルギーをとるな!石油のための血を流すなを提唱したいと思います。
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by kuroyonmaki | 2007-07-02 04:03