中東を拠点に国際協力の分野で活動する佐藤真紀のオフィシャル・ブログ コメントはkuroyonmaki@yahoo.co.jpまで


by kuroyonmaki
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カテゴリ:東北( 8 )

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ママ・ローズさんの掛け声で、世界の貧困をなくそう!とスタンド・アップ!
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by kuroyonmaki | 2011-10-12 07:50 | 東北

井下医師が福島で講演

23日、前日台風15号が郡山をおそった。予想以上に被害が大きく福島交通のバスが水に浸かり運休
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井下医師が郡山を訪問。講演を行なった。イラクでの活動を紹介しながら、内部被曝のメカニズムを説明。福島の状態はひどいことを憂い、しかも、除染の効果がどれくらいなのか疑問があるとしながらも、福島の人たちが元気を取り戻すためには除染しかないと説明。
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会場には子を持つ親達も詰めかけ、熱心に質問をしていた。
24日には、井下自ら除染活動に参加する予定。
25日は福島で同様の会合を開く予定だ。
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by kuroyonmaki | 2011-09-23 23:51 | 東北


8月30日、ラマダン明けと同時に気仙沼のレストハウスで、「アズィーザ隊」がイラク料理の炊き出しを行ないました。唐桑半蔵レストハウスが会場に。題して気仙沼「イラク祭り」なぜイラクかというと、NGOピースオンの代表、相澤恭行さんの実家が気仙沼。彼が生まれ育った家は高台にあったので流されることはなかったものの津波は、10m先まで迫り、町は多大な被害を受けました。そんな、相澤さんが中心となり、気仙沼を元気付けようという企画。
今回JIM-NETも友情参加。信州大学へ留学中のリカー先生とお母さんのフダさんがイラク料理の炊き出しを行ないました。イラクでコックとして働いていた安田純平さん、元軍事評論家で現在はバッグパイプ奏者の加藤健一さんらも友情参加。
イラクの子どもたちが演奏した「上を向いてあるこう」にあわせて、みんなで歌うなど、素敵な夕べになりました。

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当日参加してくださった気仙沼のSさん
とても心を打たれるイベントでした、また是非おこしください。一緒にいた友人は会場の近くが実家で家は完全に流されてしまい、なれない促進住宅での生活で気持ちも沈みがちの最中でのイベントだっただけにかなり気持ちも上向きになったと話してくれました。
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by kuroyonmaki | 2011-09-03 08:30 | 東北
山口の光福寺のお寺の住職が車を持ってきてくださった。檀家さんの石飛さんという方が、車を下さるというので、わざわざ福島まで運転してきてくださったのだ。住職の西さんは、時間を見つけて、瓦礫の撤去などのボランティアをされている。今回も気仙沼でのボランティアをしながら車を持ってきていただいたのだ。
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車には、石飛さんのところで作られているレンコンや岩国のお菓子が積んであり皆さんで食べてくださいとのこと。心遣いが嬉しい。そしてキーホルダーには、ワンちゃんのぬいぐるみ。
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「これは、はずさないでくださいね」と。きっとお守りなんだ。福島ではいただいた車で除染活動に励みます。
ありがとうございました。

車の募集
鎌田實の呼びかけてでたくさんの人が車の支援を申し出てくださいました。おかげで、JIM-NETでは、今まで借りていたレンターをすべて返却する事ができました。この場を借りて改めてお礼を申し上げます。ありがとうございました。さて、皆様は、JANICというNGOをご存知でしょうか?
国際協力NGOが働きやすいように、アドバイスや情報を提供したり、研修やシンポジュームなどを行なっています。今回福島支援に関しても、ネットワークや人脈作りに活躍して下さっています。
そのJANICが、ワゴン車を提供してくださる方を探しています。車を提供してくだるかたいらっしゃいましたら下記に連絡をお願いします。みんなで助け合いましょう!

http://www.janic.org/donation/NGOを支援するNGO 
国際協力NGOセンター(JANIC)
http://www.janic.org/
震災タスクフォース 難波 緑 namba@janic.org
〒169-0051 東京都新宿区西早稲田2-3-18 アバコビル5F
Tel: 03-5292-2911 Fax: 03-5292-2912
 
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by kuroyonmaki | 2011-08-28 00:04 | 東北
IMG_0118.JPGのサムネール画像 山の中の農家。小池さんは、有機農業をやっている。福島除染チームの深田さんからは、「明日は、完全装備でお願いします」と言われた。放射能が高いこともあるが、マムシがでることもあるらしい。大波小学校で待ち合わせ。確かに山の中。小池さんの住居の隣が畑だ。まるでジャングルのようで、いきなりごぼうが生えていたり、トマトがあったり、さくらの木があったりで本当に畑なのかわからないくらい。こういう農法をパーマカルチャーとよぶそうだ。小池さんは、こういった畑を始めて20年になるという。生き方そのものが表現されている。それが、突然放射能で時間が止まり、荒れた土地へと変って行った。

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キーウイやごぼうが無造作に植えられている。事故があってから畑はいじっていない。
家の前を通る道路の側溝は、60マイクロシーベルト。家の雨どいの下の落ち葉でも8マイクロシーベルト。家の中でも2階は2マイクロを越えているので、一階だけで暮らしているという。
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完全装備。これだとマムシも大丈夫。しかし、体力の消耗が激しい

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家の中に娘さんらしき若い女性がいた。友美さんは写真家だ。親が持っていた写真集を見て、写真家になりたいとおもったという。それは、原発をとり続けた樋口健二の写真集だった。そして今、自分達が被曝してしまった。友美さんは、畑の自然をテーマに写真を撮り続けてきた。原発の事故で何が変ったのか、彼女が写真家として、福島をどう表現していくのか見てみたい。
ここは、人の住めるレベルではないが、小池さん一家は、被ばく線量の合計を計算しながら、プチ避難のようなことを繰り返しているという。太陽光発電、地下水のくみ上げ、コンポストトイレ、自然農法にこだわってきた生き方が放射能で根本的に破壊された悔しさ。逃げるわけには行かない。除染は新たな挑戦だ。
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屋根を除染すれば、二階の放射線量も下がると思われる。この日の除染の結果は、後日発表します。
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by kuroyonmaki | 2011-08-26 09:57 | 東北
8月22日、福島の果樹園の除染活動を手伝う。アジサイの植え込みが30マイクロシーベルトを示し、ホットスポットを何とかしなければということで、アジサイの木を根こそぎ引っこ抜き、土を剥ぎ取ることに。京都精華大学の山田教授が指導する。しっかりと大地に根を張ったアジサイは、たとえ放射能にさらされようが、生きようと必死だ。抜くのが一苦労。汗と泥と放射能にまみれながらの作業。私はスコップを折ってしまった。小雨が時折降る中で、気温も随分涼しくなってきているが、防護服を着ての作業はこたえる。表土を剥ぎ取り土を入れ替えると、30マイクロシーベルトあった線量が1を切った。抜いたアジサイを細かく切り刻んで土嚢袋に入れていく。これらの廃棄物を棄てる場所がないから、敷地内に仮おきをするしかない。
朝9:30から始めた作業。昼飯をはさんで、3時ごろには終了した。
皆が帰った後大内さんと話した。
「原発が事故を起こしたのを見て、ああ、これで私たちは、加害者になってしまったんだ。そう思うと涙が止まらなかった。布団から起き上がれないほどの虚脱感がありました。その償いのために、出来る限りのことをしようと思う。これからどうなるかわからないけど、それを受け入れる準備はできています。福島で起きた事故で、ドイツやイタリヤが原発を止めたように、私たちが発信していくことは大きいと思う。
私たちのセルフイメージを作っていく、その過程で病に倒れても怖くない。新しく生まれてくる子供たちの為に私は福島の人間なんだと誇れるものを残したい。放射能に対する恐怖というものもありますが、自分がしっかりしたものを持っていれば怖くない。障害を持った子どもが生まれてきても、だから不幸だということでもない。除染しても福島は住めないという人もいるけど、子どもたちが大きくなって、あちこちに出向いたときに、ああ、福島から来てくれたんだ、ありがとうって言われるようになってほしい。一時的に避難とか疎開が必要だと思うけど、除染しながら新しいことを始めなければいけないと思う。」
僕らが除染に参加することで、おおきな改善が見られるわけではない。しかし、彼女達と未来に向けた希望を語りたい。

詳細は以下のブログをご覧ください。
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大内果樹園
佐藤真紀
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by kuroyonmaki | 2011-08-26 08:38 | 東北

福島除染情報

 南相馬では、児玉教授が除染活動を積極的に協力しています。
http://ryumurakami.jmm.co.jp/dynamic/report/report22_2783.html
8/13(土)、南相馬市役所にて行われた除染活動の打ち合わせ、幼稚園・保育園の線量測定に参加させて頂いた。南相馬市役所で行われた打ち合わせでは、桜井勝延市長や南相馬市役所の教育委員会、除染担当の方に加え、東京大学アイソトープ総合センター所長の児玉龍彦教授、南相馬市の原町中央産婦人科医院の高橋亨平院長、亀田総合病院産婦人科医師の鈴木真先生が参加した。御三方とも自力で除染活動をされている方々である。話し合いには数社のメディアが取材に来ていた。

 以下、話し合いでのやり取りを紹介する。

児玉先生「世界の過去の研究結果によると、除染方法として最もスタンダードなのは、汚染土をEngineered cellと呼ばれる構造の中に埋めることである。汚染土壌はセシウムと強く結合しているので、取り出すことは難しい。埋めた土は300年経てば大丈夫と言われている。」

鈴木先生「先日、妊婦さんのお宅を除染したが、出た汚染土を埋めるような深い穴を掘るのは個人では不可能だ。重機が必要だ。」

桜井市長「沿岸部には防風林を再建しないといけない。その場所に汚染土を埋めるのはどうかと考えている。」

高橋先生「除染に加えて一般の方の理解度を上げることも必要だ。まだ空中のチリが汚染されていると思っている人がほとんど。」

児玉先生「まずは不安を取り除かなければいけない。線量を各戸で測って、高いなら除染する。除染の方法は教育委員会から広める。いまはいわば緊急除染が必要な状態。ホットスポットを見つけて、除染するのが必要。それが終わったら後は環境線量で、これは個人では無理なので、除染のノウハウを持つ企業に委ねるのがいいのではないか。」

鈴木先生「南相馬にある企業を使って、地域の復興とつなげられないか。」

 活発な議論となったが、除染方法は汚染土壌を埋めること、除染計画はホットスポット→環境線量という順番、この方針は固まったようだ。教育委員会の話では「夏休み中に幼稚園、小・中学校を除染したい。」とのこと。これから急ピッチでホットスポットの洗い出しと除染を進めていくと思われる。

 その他には無人ヘリを用いた上空からの線量測定や、食品用の大型放射性物質検出器の話が出たが、割愛させて頂く。

 私はこれまで南相馬市立総合病院で金澤幸夫院長や事務の方のご指導の下、ホールボディカウンターを用いた健康診断結果のデータベースを作る手伝いをしていた。及川友好副院長が行っている小学校の線量測定に参加させて頂いたこともある。除染については、表面をはぎとってどこかに捨てる程度にしか意識していなかったが、科学的に立証された計画がこれほど具体的に進んでいることに驚いた。南相馬市も前向きに取り組めることと思う。

 一方で、高橋先生もおっしゃっていたが一般の方への周知がまだ不足しているとも感じた。各戸で除染が行われるためには、各自が正しく測定・除染を行う必要がある。地表からの距離が数十cm違うだけで、その値が地表の線量なのか環境線量なのかが変わってくる。市民の中には自主的に線量計を持っている方が相当数いらっしゃるが、これまでにビニールにくるまれた線量計を地面に置いて測る光景を何度か見た。これではビニールに汚染土が付着し、その後の計測に影響を及ぼす恐れがある。このような簡単なミスを防ぐために、そしてなるべく同じ条件で線量を計測するために、マンガや写真を用いるなどし、一見して分かる数ページ程度のマニュアルがあれば良いと思う。少なくとも、「南相馬市の除染」は同じ方法で線量を計測しなければ、効果判定もできなくなってしまう。

 さらに、一般家庭でホットスポットを見つけるために、すべての家庭で網羅的に計測を行うのはほぼ不可能である。雨どいの下や雑草が特に生い茂っている場所(水の集まる場所)など、高線量になりやすいと既に分かっている部分を十分に周知する必要がある。網羅的に計測する熱心な方がいたとして意外な場所にホットスポットを見つけた際には、それを回覧板・インターネットなど様々なツールで素早く共有できることも重要であろう。

 私も含めて多くの人にとって放射線は得体のしれないものである。今回の線量測定でも、児玉先生は多くのカメラに囲まれ、幼稚園や保育園の教員方からの質問に答えていた。確実に情報は不足している。しかし、「実際に何をすればいいのか」さえ正しく分かっていればホットスポットの線量を下げることはできるはずである。そうすればリスクが下がることは間違いない。今後行われる除染作業にも、ぜひ参加できればと思う。


東京大学医学部6年
森田知宏
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by kuroyonmaki | 2011-08-20 10:27 | 東北
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福島大学災害ボランティアセンターを訪問し、打ち合わせ。
今回は、結局、小学生のみの参加で、親はついてきません。
海水浴が、中心なので、福島大学と三重大学のボランティアが一人ずつつくような感じで総勢80人になります。既に申込者が45人になってしまい、抽選に。
福島の子どもたちの問題は複雑。
ある学校では、80人が既に転校してしまったり、郡山では、市立の小中学校に通う生徒14名の親が市に、年間1mSをこえるために、疎開を求める裁判を起こしています。
そんな背景もあり、このキャンプでは、まず、夏休み、放射能のことを忘れて思いっきり遊べるようにと、大学生たちがいろいろ考えています。
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保護者向け説明会も大学生が企画。
青いユニホームは、福島の青い空と青い海を表しているそうです。
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今回、JIM-NETを手伝ってくれているのは、児玉直也。体がでかいので目立ちます。声もでかいです。暫く福島に居ますので、町で見かけたら声をかけてあげてください。
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by kuroyonmaki | 2011-07-09 23:22 | 東北