あしたのチョコができるまで 3 -なぜ、アラビアの文字が入っているのか?
2013年 01月 14日
今年のチョコレートは、アラビア語の文字をデザインしています。
2011年3月の東日本大震災では、イラクは、政府が約8億円の義捐金と、石油原油の優先的な輸出を申し出ています。また、ヨルダンは、医療チームをいち早く福島に送りました。
一方イラクでは、ローカルスタッフや医師たちが集めた募金は約10万円になりました。在日イラク大使は、東京マラソンに参加し、館員から募金をあつめ10万円をJIM-NETに寄付してくださいました。
本当に、ありがたい。
ところが日本はどうでしょう?
復興予算は、被災地にはいかず、政府から仕事を請け負った除染業者はずさんな除染を行っていたり、ピンハネの問題などが再三指摘。なんとも情けない日本です。
アメリカは、「トモダチ」作戦を展開。68億円の予算をかけたそうで、核兵器などを扱う特殊部隊も投入されました。
ところが、三陸沖に派遣された米原子力空母ロナルド・レーガンの乗員ら8人が、 東京電力福島第1原発事故の影響が正確に伝えられなかったため、被ばくして健康被害を受 けたなどとして、同社を相手に損害賠償を求める訴えを米連邦地裁に起こした。請求額は少なくと も数十億円だそうで、「トモダチ」にかみつかれた感じ。
一方、このトモダチ作戦。マイケル・シファー国防次官補代理(東アジア担当)は、「日本に対して、日米同盟の意義を再認識」させたと言っています。そして、民主党政権が崩壊し、自民党は、日米同盟の深化と集団的自衛権の行使を掲げて政権に返り咲きました。これから果たしてどうなるのか「トモダチ」の代償は大きいかもしれません。イラク戦争では、4000人を超える米兵が命を落としています。(もっとも、米兵が直接殺したイラク人は、数万人)シリアを含めて、残念ながら紛争はもっと広まっていきそう。
震災と同時期にシリアでは内戦が激しくなり、2年近くで6万人が死亡するという参事が起きています。難民は50万人を超え、ヨルダンやイラクに流れており、受け入れるコミュニティも大変な状況です。そろそろ、日本も彼らを助けに行かなければならないときでは、ないでしょうか?
さて、アラビア文字を入れたのは、もっと日本とアラブをつなぎたいし、先ほど述べた、イラクやヨルダンからの支援ってあまり知られていないのも残念です。
この文字は、ヨルダンの、画家、ムハンマッドさんに「チョコレート」と書いてもらいました。
一方、イラクでは、アルビルのお城の周りに看板屋さんがあって、そこのおじさんにも頼んで、「自然エネルギー」をデザインしてもらいました。
デザインしてくれたターリクさんにチョコをプレゼント。
2011年3月の東日本大震災では、イラクは、政府が約8億円の義捐金と、石油原油の優先的な輸出を申し出ています。また、ヨルダンは、医療チームをいち早く福島に送りました。
一方イラクでは、ローカルスタッフや医師たちが集めた募金は約10万円になりました。在日イラク大使は、東京マラソンに参加し、館員から募金をあつめ10万円をJIM-NETに寄付してくださいました。
本当に、ありがたい。
ところが日本はどうでしょう?
復興予算は、被災地にはいかず、政府から仕事を請け負った除染業者はずさんな除染を行っていたり、ピンハネの問題などが再三指摘。なんとも情けない日本です。
アメリカは、「トモダチ」作戦を展開。68億円の予算をかけたそうで、核兵器などを扱う特殊部隊も投入されました。
ところが、三陸沖に派遣された米原子力空母ロナルド・レーガンの乗員ら8人が、 東京電力福島第1原発事故の影響が正確に伝えられなかったため、被ばくして健康被害を受 けたなどとして、同社を相手に損害賠償を求める訴えを米連邦地裁に起こした。請求額は少なくと も数十億円だそうで、「トモダチ」にかみつかれた感じ。
一方、このトモダチ作戦。マイケル・シファー国防次官補代理(東アジア担当)は、「日本に対して、日米同盟の意義を再認識」させたと言っています。そして、民主党政権が崩壊し、自民党は、日米同盟の深化と集団的自衛権の行使を掲げて政権に返り咲きました。これから果たしてどうなるのか「トモダチ」の代償は大きいかもしれません。イラク戦争では、4000人を超える米兵が命を落としています。(もっとも、米兵が直接殺したイラク人は、数万人)シリアを含めて、残念ながら紛争はもっと広まっていきそう。
震災と同時期にシリアでは内戦が激しくなり、2年近くで6万人が死亡するという参事が起きています。難民は50万人を超え、ヨルダンやイラクに流れており、受け入れるコミュニティも大変な状況です。そろそろ、日本も彼らを助けに行かなければならないときでは、ないでしょうか?
さて、アラビア文字を入れたのは、もっと日本とアラブをつなぎたいし、先ほど述べた、イラクやヨルダンからの支援ってあまり知られていないのも残念です。
この文字は、ヨルダンの、画家、ムハンマッドさんに「チョコレート」と書いてもらいました。
一方、イラクでは、アルビルのお城の周りに看板屋さんがあって、そこのおじさんにも頼んで、「自然エネルギー」をデザインしてもらいました。
デザインしてくれたターリクさんにチョコをプレゼント。
by kuroyonmaki
| 2013-01-14 07:52
| あしたのチョコ