中東を拠点に国際協力の分野で活動する佐藤真紀のオフィシャル・ブログ コメントはkuroyonmaki@yahoo.co.jpまで


by kuroyonmaki
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30

3月9日から日比谷で「イラクと福島の子どもたち展」

昨日イラクから帰国しました。
震災から間もなく一年が経ちます。
この一年は、石巻から始まり、福島支援と、精神的にもきついものになりました。
今回もギャラリー日比谷の協力を得て、イラクと福島の子ども達の写真と絵画を展示させていただくことにうなりました。写真を中心に一年間を振り返ってみようということになりました。
今回、ヨルダンで30枚の写真を印刷してきました。これは福島とイラクをまぜこぜにして今の日本を考えうというコンセプトです。一年前は、イラクという言葉を口にするのも憚られるような雰囲気があったし、気がついたらNATOがリビアを空爆しちゃったり、シリアもぼろぼろになっている。久しぶりにヨルダンに数日いると、世界の動きと日本の動きが、やはり温度差がある。そんな中で、日本はヨルダンに原発を売ろうとしている。ちょっとまって、売るのなら、本当に安全だということを検証する義務がある。かつて、イラクが原発を作ろうとしたらイスラエルが空爆した。シリアもこないだ空爆された。ヨルダンだってどうなるかわからないし、そんなことを考えていました。
で、福島と、イラクの人たちの写真でどれを展示しようかなと思い悩んでいたのですが、だんだん違和感なく溶け合ってくる。国益といういかがわしい既得権益を守ろうとする連中に犯される命という共通の顔がそこにある。
しかし、違うものもそこにはある。仮設住宅と難民キャンプの違い、戦争後9年もたつのにテントで生活している人。ガンになったら死ぬしかない命。先進国と途上国。日本が先進国になれたのも、国益を重視してきたからか?その犠牲者となったのがイラク。国益のためにアメリカを支持するということしかなかった。僕たちは、だれもサダムフセインからイラク人を解放しようとなんて思わなかった。解放して欲しいのは石油。
この責任は誰が取る?無責任な国家だから福島にだって無責任だろう?そこはものすごくつながっていて、僕たちの福島支援は、むしろこの国をかえることかなと思ったり。JIM-NETの方針も来年度のことを決めていかなくてはいけないのだけど、なんかその辺が見えてくるような展示にしたい。そして、来年はイラク戦争から10年。この展示をひとつのスタートとして、もっと大きなものに纏め上げて行きたい。

3月9日-3月14日までの一週間。
会期中には、日比谷公園でpeace on earthという大きなイベントもあります。
日比谷通りに面した画廊です。銀座、有楽町から日比谷公園に行く途中です。是非立ち寄ってください。
http://www.peaceonearth.jp/
b0041661_3131386.jpg

今回展示する写真

さて今回の展示ですが、イラクと福島の子ども達を写した写真が中心になりそうです。
イラクの写真は、佐藤真紀(副代表)とバスラのローカルスタッフのイブラヒムが写した写真です。そして福島の写真は、豊田直巳さん、熊谷正さん、高橋まゆみさんといった写真家に加え、鎌仲ひとみさんらが写真を提供。
もちろんイラクの子ども達の絵画も展示します。
グッズの販売も!
ハウラの赤い花ハンドタオル(今治のジャパンブランドタオルです)のアイボリーバージョンが新登場。
脱原発Tシャツも限定で60枚作りました。
3月13日はホワイトデーに向けたチョコ企画も準備中です。
詳しくはこちら
http://www.jim-net.net/event/120309picture/


b0041661_1542989.jpg
b0041661_1551185.jpg

[PR]
by kuroyonmaki | 2012-03-02 02:11 | 原発