クウェートに着きました。
2010年 12月 30日
12月26日日本を発った調査団(といってもタキゾウと二人だけですが)は、無事にクウェートに到着。早速調査を開始しています。我々のミッションは、湾岸戦争の傷跡を調査すること。湾岸戦争で使用された劣化ウラン弾がクウェートでどのような影響を与えているのか。クウェート政府がどのような対策をとってきなのかです。イラクが劣化ウランの犠牲者であることは良く知られていますが、実はクウェート内でのイラク軍への攻撃でかなりの量の劣化ウラン弾が使用されています。
間もなく2011年。そうです。20年前の1991年の1月17日、アメリカがイラクと、イラクが占領していたクウェートへ史上初めて劣化ウラン弾を実戦で使用した日がやってきます。
2月26日は、クウェートにとっては、解放記念日。そして、2月25日がクウェート建国50年にも当たるそうで、大いに盛り上がりそうな気配。
そこで、我々取材班はその盛り上がりを感じるために、クウェート人のシンボル、クウェートタワーに上ることにしました。
タワーを上ると、イラク軍が、破壊した当時の写真が飾ってあります。
イラク軍がクウェートに侵攻したのが1900ですので、20周年でもやって派手に展示しているかと思いつつ、写真も余りぱっとしないのが飾ってあり、数年前来た時と同じ。
by kuroyonmaki
| 2010-12-30 11:40