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中東を拠点に国際協力の分野で活動する佐藤真紀のオフィシャル・ブログ コメントはkuroyonmaki@yahoo.co.jpまで


by kuroyonmaki
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ピースボート50人がJIM-NETアンマン事務所に!

さて、今日もマダバです。
難民キャンプに宿泊した、地球大学生30人。まずは、アンマンに戻ってくる途中をガイドしました。
イラクにユカリのあるところということで、まず、UNHCRヨルダン事務所:ここは、、イラク難民が庇護申請、難民申請をするところ。山の上の高級住宅街にあり、お金の無い難民が簡単にこれる所ではありません。結構不便。そして、その近くのアメリカ大使館。7年前のイラク戦争開戦時は、周りに何も無かったので、要塞のような大使館(実際、海兵隊がたくさんいるはず)は、やけに目立ちましたが、最近では、高級住宅がたくさん建っていて、あんまり大きさを感じなくなった。
次に、ロイヤルホテル、イラク人が建てたホテルがアンマン中で一番目立つバベルの搭みたいな建物。イラク大使館は、イシュタル門をデザインしており、これも一見する価値あり。
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最後は、アンマン城から見下ろす風景で締めくくりました。
いよいよ、JIM-NET事務所の見学です。
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さすがに50人近くが事務所に入ると壮絶。
今回は、イラク人ガン患者4名に来てもらい、現状を語っていただきました。
地球大学生は20代後半から30半ばの人が大半です。
みんな、NGOに関心を持っており、一生懸命患者家族の話を聞き自分たちに何が出来るのか、考えていたようです。

スカイプでアルビルと中継
現場には、加藤君(JCF)川添看護師(JIM-NET)がネットカフェでスタンバイ。前日の中継では双方で映像も出すことができ臨場感がありましたが、今日はネット環境が余りよくなく、すぐに切れてしまいます。結局電話で会話

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「マタアムサラタン」
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レポーターはJIM-NETニュース国際部のユリアナ
マタアム・サラタンが復活。
2年前、JIM-NETのアンマン事務所で行われたチャリティ・ディナー「マタアム・サラタン」とは、直訳すれば、ガン・レストラン。
イラクのガンの患者たちが、家庭料理を持ち合うチャリティ・ディナーだ。このアイデアは、佐藤事務局長が、シリアのガン支援団体、バスマを訪れた際、一晩でチャリティディナーで800万円をシリアの金持ちから集めたという話に触発され、アンマン事務所の中庭をレストランのように利用して、在留邦人などを招待していたもの。
今回は、特別に復活。ピースボートの地球大学生を迎えることになりました。
さて、本日のメニュー
●チキンのブリヤーニー(イラク風炊き込みご飯)
●サームーン(イラクのホブス)
●サラダ
●クッバ(ひき肉をくすくすで包んであげたもの)
●デザート
ナツメヤシのヨーグルト添え


事務所が画廊に。
 アンマン事務所には、この日のために、前日から、難民をテーマにした写真30枚がところ狭しと飾られていました。佐藤が7年間、難民を取り続けた写真です。
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何とか、無事に工程を終了。
お疲れ様でした。お金も、ドバイの金持ちからの寄付もあり、2500ドルのカンパが集まりました。
このうち、2000ドルは、オスマン君の治療費としてKHCFへ寄付することに。
残りは、それぞれ患者の家族に4分することになりました。

協力してくださったPBの皆様ありがとう。
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by kuroyonmaki | 2010-05-15 04:38