中東を拠点に国際協力の分野で活動する佐藤真紀のオフィシャル・ブログ コメントはkuroyonmaki@yahoo.co.jpまで


by kuroyonmaki
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シリアでもチョコレート・フォー・ピース

僕は1994年から96年、シリア政府で働いていたことがあるから、ダマスカスは大好きであるが、今回、ここ数ヶ月でずいぶんと変わったなという感じがする。大型モールができて、車の販売店なんかもやたらと増えている。
一体誰が買うんだろう。
ゆっくりする時間はなかったが、夜、ダマスカスを一人で歩いてみる。
なんといっても、旧市街のCD屋さんを訪れるのが楽しみ。
シリア人は音楽を愛するのか、「こんな、音楽ほしいんだけど」というといろいろ進めてくれるのだ。
たとえば、「アラビア語で、女性ボーカルでジャスのスタンダードとかさあ。そういうのないの?」
といえば、
http://jp.youtube.com/watch?v=4y9xrNRMHFc
RIMA KHCHEICHを紹介してくれた。
マイ・ファニーバレンタインをアラビア語で演奏している!!!
しかもCDが200円くらいで買えるのだ!
インターネットカフェ、バーブ・シャリキの近くにあるインターネットカフェ。ビールも飲めるし居心地は良いが、メールはできてもサイトにはアクセスできない。何で?

最終日。チョコがあまってしまったので、サイダ・ザイナブのイラク難民にでも上げようと、朝、出かける。
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ストリートチルドレンがいた。
以前この辺で写真を撮っていたら、警察に連行されたことがある。
「なんでだ!軍の施設とかそういうのは、撮ってない。子どもが手を振るから写真を撮ったんだ。何がいけない!」
「それがいけないんだ!あんたら外国人は、子どもが働いているとか、子どもの人権がどうのこうのといって、国際社会に情報を流すんだろう。それでシリアを空爆しようとしているんだろう。撮った写真を見せなさい」
「何を言うか!私は、シリアに魂と血をささげた身。そんなんで、攻撃する国があったら、一緒に戦うぞ!」というと納得してくれた。
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彼らが住んでいるのは、こういうテント。
でも、彼らはイラク難民ではなく、シリア人である。
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チョコレートをあげるとものすごい勢いで、奪われる。
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普段あまりそういうチョコを食べたことがないようだ。
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あっという間にチョコは奪い取られてしまったのだ。
シリアには100万人を超えるイラク人が流れ込んできている。
しかしUNHCRの支援を受けているのは20万人ほどにすぎない。
シリアにしても、国内に抱える貧困問題に加えて、イラク難民どころではない。
イラク難民を支援するのなら、シリアそのものを支援してくれというのももっともだとおもう。
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by kuroyonmaki | 2008-12-09 21:02